猛暑注意!真夏のマタニティ撮影や、妊娠中の結婚写真で気をつけて欲しいポイント

あっついですね!

最近は毎年気温が上がっています。40度に届くところも出てきたようで、これはかなり異常事態です。

しかし、気温とは関係なく、夏は結婚写真を撮りたい希望が多い時期でもあります。そこで、今回は真夏に気をつけて欲しい「妊娠中」の撮影についてちょっと触れたいと思います。

(妊娠してなくても参考になるので読んでください)

撮影なんてどうでもいい!とにかく体を優先しよう

とにかく最初にいいたいのは、体が優先ということ。

もう、体調に比べたら撮影なんてぶっちゃけどうでもいいです。(カメラマンが言うことでは無いかもしれませんが 笑)

ハイになっている人結婚式の写真は「ハイ」になりやすい性質があります。特に女性にとって楽しみなものであることが多いので、テンションが上がってしまってなんでも乗り切れてしまうような気持ちになるんですよね。

でも、妊娠してるときなんて常に状態が変わっていきます。結婚写真は撮影の2〜3ヶ月前に予約することが多いですが、そんなに先の体調は読めないのが普通です。個人差で体調も違いますし、楽な人もいれば、非常に大変な人もいます。

しかし、撮影したい人が多いのは事実です。ちょっとその理由について触れておきましょう。

多くの花嫁が夏に撮影したい理由

夏に撮影したい理由はこんなものがあります。

  • 夏の日差しがキレイだから
  • 秋に結婚式がある場合の前撮りとして最適だから
  • 夏休みがあるので、日程調整しやすいから
  • 出産予定が秋の場合、一応体調が安定しているはずなので夏にしたい

とまあ、こんな感じです。

夏の撮影2つ目に関して説明すると、日本では9月中盤〜11月末くらいが結婚式の最も多いシーズンです。その時期に結婚式本番があるので、先に「前撮り」として撮影しておきたい。そういった要望がかなり多いように思います。

この時期に前撮りをしておくと、結婚式のウェルカムボードや、映像等で写真を使うことができるので、クオリティの高いものが作れます。

仕方ない・・・夏に撮影する時の対策

というわけで、夏に撮影したい。もしくは夏じゃないと間に合わない。という仕方ない理由があるわけです。

では、どうしても夏に撮影する場合、どんな対策が打てるか紹介しましょう。

プランBを用意する

プランBとは、メインの予定に予備を用意しておこう、という意味です。近年は、「夏になってみたらめちゃくちゃ暑かった」ということが多いので、6月あたりでは予想がつかないことが多々あります。

そのため、酷暑になったときのために、室内での撮影に切り替えられるようなプランを用意するのも手です。

ただし、屋外と室内で二箇所ロケ場所が確保できるケースは限られるので、予約時から相談しておきましょう。日付を変えることも大切です。

休憩場所を確保する

外に出たとしても、避難できる場所があるだけで大違いです。

代々木公園や昭和記念公園のような広い原っぱがある公園では日陰に入るにも移動が多く大変です。ですが、夏の撮影は青い空と緑の芝で撮影したいケースも多いと思いますので、サッと避難できそうな場所などを確保しておきましょう。

日傘があるだけでも大違いです。

とにかく暑さ対策

日傘の話を出しましたが、他にもいろいろ暑さ対策はあります。

コールドスプレーはタオルなどに噴射することで氷を作って、からだを拭いて冷やすことができます。首筋だけでも冷やすと苦しさが全く違うので、オススメです。

他にも、保冷剤や扇子などを用意しておくと効果が高いです。

熱中症対策も大切

暑さを緩和することも大切ですが、そもそも熱中症にならないように水分はたくさん摂りましょう。事前の塩分摂取もしておきましょう。

新婦さんばかりではなく、新郎さんは黒っぽい衣装が多かったりもしますから非常に暑いです。最近お手軽でいいな、と思ったのは塩分タブレットです。やすいですし、普段から使ってもいいかもしれませんよ。スポーツドリンク味だと、気持ちもなんだか「水分補給した」感じがあるので和らぎます。

ポイント:荷物の量はスタッフと相談しよう

対策は紹介しました。しかし、スプレーやタオル等は、それぞれ荷物になってしまう点が注意点です。

荷物量に注意ロケーション撮影では、同行するスタッフの人数が撮影会社によって違うので、荷物が持ちきれる量なのかを確認しておきましょう。撮影に使う小物なども合わせて持ち歩く必要がありますし、意外とかさばります。

ご自身で荷物を持つ必要が出てしまうと「運動+気温」で更に汗をかいてしまいます。撮影時にも汗だくで困ってしまうので対策は事前に打ち合わせておきましょう。

まとめ:何はともあれ体調優先です

撮影は思っているよりも精神に負担をかけます。実際、目に見えて緊張などをしていなくても、撮影終了後にどっと疲れが出るお客様もいます。要するに、いつもと違う状態なのです。体調はそういう精神面にかなり影響を受けますから、体調が悪くなってきたらまず声を上げましょう。

熱中症関連は特に体調が悪くなってからでは回復が難しいですから、用心が必要です。

本当は外撮影自体を避けて欲しいところですが、どうしてもやりたい人向けに書きました。気をつけてやってくださいね。

小林嘉明
追伸:僕が注文を受けた場合、外の撮影は断る可能性もあります。それくらい注意しましょう。