東京駅でウェディングフォト!自前ドレスならフリーカメラマンが圧倒的にお得!

こんにちは。プロカメラマンの小林嘉明です。

今回は東京駅で前撮りをしたい方に向けて、フォトレポートを行います!

特に衣装を自分で持っている花嫁さんにはお得な内容となっていますので、お見逃しなく!

フリーカメラマンと自前ドレスの組み合わせがオススメな理由

実は、撮影プランがセットになっているケースよりも、自分で揃えた方がいろいろ便利なんです。

東京駅を始めとして、人気のロケーションで撮影を依頼しようと調べてみると大概が『衣装とメイクとカメラマン』がセットになったプランですよね。

たしかに、一箇所で支払いも準備も全て完結するので、非常にお手軽な上に人気の方法でもあります。

ただ、不便な点もあるんです。

前撮りのヘアメイクって、好みがありますよね

女性ならご存知の通り、ヘアスタイルとメイクによって美しさにかなりの差が出ます。

単純に有名なところに依頼すれば良いと言うわけではなく、『自分の好み』もありますよね。

なので、セットプランに入っている美容室が自分に合うかどうかはわかりません。

いつも通っているヘアサロンにやってもらう方が安心して任せられる、と言うケースだって少なくないんです。

ドレスも自由に選びたいですよね

ヘアメイクと同じことがドレスにも言えます。

セットプランに含まれている衣装は選択肢が限られることが多いので、その中で決める必要があるんです。

ドレスに対するこだわり具合によって変わると思いますが、自分好みの衣装が着たいなら他の方法を検討してみても良いでしょう。

最近増えているのは、

  • インスタでドレス屋さんを調べて、自分で借りてしまう
  • オーダードレスを買う
  • メルカリなどを使って自分で購入し、着付けだけヘアメイクさんにやってもらう

という3パターン。

参照元『メルカリ

メルカリではウェディングドレスが10,000円から70,000円程度で購入できますし、レンタルでも50,000円から100,000円位の商品が多いです。

また、オーダードレスも低価格で扱っているお店が増えてきています。中にはレンタルよりもお得なショップもあるので、調べてみる価値はあるでしょう。

おおむね10万円程度かかるようですが、着た後にメルカリに出す花嫁も多く、差額を考えると4〜5万円で収まるケースも多いんだとか。

何より自分好みのドレスを着られることが大きいですよね。

セットプランと組み合わせる場合、『持ち込み料』がかかるケースもあるため、好きなドレスを着たいなら自分で用意してしまった方がいいこともあるんですよ。

フリーカメラマンはテイストが安定している

写真をフリーカメラマンに頼むメリットは、テイストが安定していること。

それぞれの持ち味を売りにして活動していることが多いので、カメラマンごとにカラーがはっきりするというわけです。

大きな会社で指名料を出すより、確実に好きなテイストを狙い撃ちできますよ。

自前ドレスとフリーランスの組み合わせはトラブルによる日程変更に強い

ロケーションフォトで最大の注意点は『天気』です。

春や秋は天候が変わりやすいので、前日にいきなり雨予報が出たりもします。

その場合、『〇〇時間前までに予報が雨なら延期』みたいなルールを決めておくことが多いです。

そして、大変なのは『延期先』。

自分たちの予定はもとより、カメラマン、ヘアメイク、撮影場所の申請、衣装のレンタル状況など、日程を調整するのはたくさん要素が絡むほど大変です。

ところが、その点が『東京駅』で『自前ドレス』だとかなり楽なんですよ。

衣装を自分たちで持っているなら、日程調整をしなくてはいけないのはカメラマン(必要ならヘアメイク)だけです。

要素が少ないので候補日も出しやすいでしょう。

また、場所の申請問題も楽なんです。

東京駅での前撮りは申請がいらない

東京駅での前撮りは、厳密には東京駅の構内ではありません。『行幸通り』という東京駅の正面にまっすぐ伸びている道で撮影を行います。

そして、行幸通りは『公道』。実は撮影申請が要らないのです。

念のため書いておくと、厳密に言えば撮影申請が必要なケースもあります。以前警察署に電話して確認した内容によると

  • 撮影が大がかりで機材が道を塞ぐようなもの
  • 通行止めの必要があるもの

は申請しないといけません。

逆に

  • 通行の妨げにならないこと
  • 車道に出るなどの危険な行為をしないこと

を守れば公道はみんなの物なので撮影もいいんだそうです。

ウェディングフォトは基本的に機材も小規模なので、ほぼ問題ないと思っていいでしょう。

中には道を塞ぐような機材を使うような人もいますが、ルール的にアウトなんですよ…
マナーよく使ってほしいものですね。ルール守らない人が増えると、いずれ規制の対象になってしまうでしょうから…

そんなわけで、自前ドレスとフリーランスの組み合わせがオススメ、という話をしてきました。

ここからは早速、実際に撮った写真をお見せしようと思います!

東京駅前撮りフォトレポート

今回のお客様は衣装もメイクスタッフもご自分で用意されました。新郎さんのタキシードはメルカリだそうです。

なお、メイクとアテンドは『マイドレッサー』さん。

ドレスは『YNSWEDDING』さん。

リンク貼っておきますので参考にしてみてくださいね。

メイク担当はmariyaさん、非常に親身に対応してくださる素晴らしい方でした。僕もまたぜひ一緒に撮影したいと思ってます。

撮影は僕がカメラマンを務めましたが、Fika and fotos菊地光さんとのコラボ企画です。

東京駅周辺のフォトスポットをぐるっと回りながら進行していきます!

皇居側のお堀周辺

この日夕暮れ〜夜という感じで撮影。
夕暮れどきはほんのり明るい空が深いブルーに映るので
、丸の内のビル群との組み合わせが美しいですね。

夕方から夜にかけての撮影であれば、少し明るい雰囲気からしっかりとイルミネーションの映える夜景まで撮影できます。
カメラマンとルートや時間の調整をするとバリエーション豊富に撮ることができるでしょう。

ちなみに、お堀から皇居側に入っての撮影は禁止されてます。御留意ください。
(皇居特別ルールみたいなものです)

仲通りのイルミネーション撮影

東京駅から見て、丸ビルや新丸ビルの向こう側を通っている道路が『仲通り』です。
行幸通りとクロスするように走っている道で、東京駅前から銀座方面まで続きます。

イルミネーションが非常にきれいな通りなので、人気の撮影スポットの1つです。明るい時間帯も非常に丸の内らしい風景なので、昼間もオススメ。

東京駅正面『行幸通り』

一番人気のスポットです。

赤レンガ造りの丸の内口駅舎は1914年に開業した歴史があり、100年以上に渡って日本の象徴とも言える駅です。真っ直ぐに皇居へ向いていることも特徴ですね。2003年に国の重要文化財に指定されていて、「関東の駅百選」にも選ばれています。

歴史のある建物はそうそうなくならないので、いつまでも思い出の場所として残るのがいいところ。

三菱1号美術館周辺

東京駅近郊は歴史的な建造物も数多く存在します。中でもひときわ人気なのが、三菱1号美術館。

レンガ造りの外壁と、小さい中庭が特徴で、洋館テイストで撮影することができます。

明治生命館トビラ前

三菱1号美術館からすぐそばにある、明治生命館も有名なスポット。地下鉄出口すぐ目の前に重厚な扉があります。こちらも雰囲気があるので非常にオススメ。シックに撮影ができますね。

東京會舘前と丸の内4番通り

実はこのお客様、東京會舘で挙式されてるんです。
(東京會舘の当日フォトレポートはこちらから)
つまり、『後撮り』なんですね。東京會舘の施設は通常は使わせてもらえないのですが、挙式をしている関係で外観のみ使わせていただけました。

東京會舘で挙式を考えてる方限定ですが、参考まで。
(いろいろ規定が変わることもあるので、必ずプランナーさんに確認してくださいね)

まとめ

いかがでしょう?
東京駅で撮影を行うときの参考にしていただけたらと思います。

季節により時間帯や規則が変動することもありますので、詳しいことはカメラマンさんに相談しましょう。

もちろん僕も撮影依頼をお待ちしております!
下記のLINE公式アカウントよりお問い合わせください。

では、良い前撮りを!

東京會舘はオススメの結婚式場!プロカメラマンが写真付きで徹底解説!

こんにちは!
カメラマンの小林です!

東京は丸の内にある結婚式場、東京會舘さんが素晴らしいので、結婚式カメラマンの目線から徹底的に紹介したいと思います!

写真もたくさん載せますのでぜひゆっくり見ていってくださいね!

東京會舘のオススメポイント5選

・アクセスがめちゃめちゃ良い
・スタッフが親切
・きれいな写真をバリエーション多く残せる
・料理がおいしい
・建物がキレイ

まとめるとこんな感じです!詳しく説明していくので、よろしくお願いします。

東京駅丸の内口から徒歩10分!東京會舘は抜群のアクセスが魅力!

遠方からのゲストや親族も嬉しい『東京駅』から徒歩10分!

地方出身のカップルは、ゲストが遠方になりがち。遠路はるばる来てもらって、さらに慣れない東京で迷子になる…そんな事態は避けたいものです。
せっかく来てもらうゲストのためにも、新幹線やバスでのアクセスが容易な東京駅は非常にありがたいですよね。空港も行きやすいですし。

しかも丸の内口から徒歩10分!かなり近いんです!

東京駅は非常に大きな駅なので、出口がたくさんあります。1番わかりやすい出口が丸の内口かと思いますので、行き慣れてない方は丸の内口から行くルートがおすすめ。

Googleのマップも貼っておきますね。

絶対道に迷わない!地下鉄直結で東京會舘へ

東京会館のすぐ下には地下鉄の駅があります。イメージは『駅からエスカレーター上がったら東京會舘の中』みたいな感じですね。

  • 東京メトロ千代田線「二重橋前<丸の内>駅」(代々木上原方面出口)
  • 東京メトロ有楽町線「有楽町駅」(和光市方面出口)
  • 都営三田線「日比谷駅」(高島平方面出口)

上記3つの駅から『B5出口』を目指せば、もう東京會舘の真下です。高齢な親族がいる場合には非常に助かりますね。

雨でも助かる!地下通路だけで東京會舘から東京駅まで直通!

東京の地下は、かなり広範囲でつながっています。
東京会館も例外ではなく、地下から歩いて東京駅まで行くことが可能です。雨の日や、真夏、真冬などの外を歩くのが辛いときに非常に助かります。

ゲストも足元の悪い中来てもらう必要がないので、嬉しいポイントですね。

ルートは少し複雑ですが、地下の案内に従えば誰でも辿り着けます。

2019年リニューアルオープン!東京会館は建物がとってもきれい

結婚式をやるうえで、建物が綺麗な事は嬉しいですよね!
僕も撮影中にゲストから『スゲー建物だな…』『めっちゃ豪華じゃん…』と言葉が漏れるのを何度も聞きました。

それもそのはず。2019年にリニューアルしたばかりなのでまだ一年ほどしか経っていないんですよ。

インテリアも上品な雰囲気で統一されてるので、どこを見ても映えるようになってます。

個人的な感覚だと、『新丸ビル』みたいな内装だと感じます。日本の古い洋館を感じさせるけど、広くて美しい内装がいい感じです。

東京會舘は料理もおいしい!

東京会館の代名詞と言えば、ローストビーフです!

実はレストランも有名なので、料理の味も超一流。僕もいただいた事があるんですが、最高においしかったです!(撮影中じゃないですよ)

婚礼のときにはパイ包みバージョンがいただけるので、これだけでもテンションが上がります。

ローストビーフ目当てに試食に行ってみるのもありかもしれませんよ(笑)

絶好の見晴らし!東京會舘は皇居を一望できる数少ない式場

東京会館が入っている二重橋ビルは、皇居に面しています。実は皇居周辺の建物は高さに制限があり、規定の高さよりも高い建物を建てることができません。

プランナーさんに聞いたところ、東京会館のバンケットルームは規定ギリギリの高さで作っているそうです。つまり、皇居が1番よく見える場所ってこと!

確かに納得の絶景。ぜひご自分の目でも見てみてくださいね。

東京會舘は意味や由緒を求める人にも嬉しい、歴史ある建物です

実は2019年にオープンした今の建物は『3代目』なんだそうです。最初の建物は1922年に建てられたので、なんと約100年の歴史を誇る建物になります。

バンケットでは代々、芥川龍之介賞や直木三十五賞の授賞式も行われているとの事。

現在はブランドコンセプトとして『NEW CLASSICS.』を掲げて、『新しくて伝統的』な価値観を大切にしているそう。

歴史ある場所ですが、決して古臭さはなく、むしろ洗練された感じがするのはそのためなんでしょうね。

最大640人!それぞれ個性の違うバンケット(披露宴会場)が選べます

バンケットとは『披露宴会場』のことです。

東京会館は7階に

ロイヤル / Sakura / ウィステリア/マグノリア/クインス/アイリス/アゼリア/バイオレット

3階に

ローズ/ソフィー/ダイアナ/グレイス/ジュリア

という名前で、それぞれ大きさやデザインの異なるバンケットルームを用意してます。

なんと、着席で640人、立食なら2000人入るんだとか!(さすがに結婚式でそこまでの規模はなかなか見ないですけどね)

結婚式の公式案内ページに書いてある案内だと、ロイヤル、ローズ、マグノリア、sakuraだけなので、おそらくメインで使用するのはこの4つと思っていいでしょう。

部屋の雰囲気もそれぞれかなり異なるので、良ければ公式サイトも見てみてくださいね。

絶景パノラマビューを生かした美しい東京會舘チャペル

東京會舘と言えばこのチャペルを思い描く人も多いはず。非常に特徴的な構造をしています。

窓と壁が動くことにより、シックで雰囲気のあるチャペルから、一気に開放的な空間へ変貌します!

僕も撮影しながら『おぉ〜…』って独り言を言ってしまいました(笑)

きっとゲストも驚くことでしょう!

ちなみに、着席での収容人数は100名です。

東京會舘は神前式も可能

なんと東京會舘の神殿は出雲大社から分祀(ぶんし)したものだそうです!しかも東京で初めてなんだとか。

分祀というのは、他所の神社から神様を招くこと。
『分霊(ぶんれい)』とも言われていて、神様を分けるような意味合いです。

出雲大社は、島根県にあります。伊勢神宮と並んで有名な神社ですよね。
まつられている神様は大国主(オオクニヌシ)で、日本の元になる国を作った神様です。ちなみにイケメンでモテます。

主に縁結びや福の神として有名なので、結婚式には非常にありがたい神様。

そこの分祀なので、同じ御利益があるってことですね。

東京會舘はスタッフも非常に良いです

プランナーさんをはじめとして、東京會舘のスタッフは皆さんすごく良い方が多いです。そして、スタッフ間の空気も温かい。

これって結構重要なことで、新郎新婦からの質問一つに対して『ちゃんと答えてくれる』姿勢や空気感を作る大切な下地だと思うんです。

そこが東京會舘さんはバッチリなんですよ。

撮影のスタイルとして、『東京會舘専属カメラマン』と『持ち込みカメラマン』の2台体制で撮影させていただくこともよくあります。当然、持ち込みカメラマンは外部の存在。なので、進行などやりにくい点もあると思うのですが、柔軟に対応していただくことが多く感謝感謝です。

さて、おまたせしました!ここからは、実際の流れを見ながら説明していきますね!

東京會舘ウェディングフォトレポート

わかりやすいように、時系列で説明しますね。

一般的な、キリスト教式から披露宴、というパターンです。

カメラマン到着から開始までの間は、東京會舘の外観やイメージを撮れるだけ撮ったりしてます。

【注意】東京會舘では持ち込みカメラマンはメイクシーンの撮影ができない

じゃあまずはお支度風景、と行きたいところですが・・・

メイク室に持ち込みカメラマンは入ることができません。なので、メイクシーンを撮影したい場合は東京會舘専属のカメラマンさんにお願いする必要があります。

僕たち持ち込みカメラマンが撮影できるのは、メイク室を出たあと、館内でのツーショット撮影からです。

東京會舘内でロケーション撮影

螺旋階段でファーストミート

メイク室を出て最初のイベントとして人気なのが『ファーストミート』。きちんと衣装を着たパートナーをお互いに初めて見る、ってことで、結構感動的です。新郎さんが嬉しそうにお嫁さん見てると僕も撮影しながらついつい微笑んでしまいます。

もちろん、やるかどうかは自由なので、やらなくても大丈夫。このお二人は、手紙を新婦さんから読むサプライズまでやっておりました。

シャンデリアや2階レストラン前でロケーション撮影

東京會舘のシャンデリアは特徴的なので、人気スポットの一つです。螺旋階段と合わせて撮影することが多いみたいですね。

この日はお二人の希望で手すりからひょっこり顔を出してるカットも撮影しました。

後ろが赤い壁の写真が、2階レストラン入り口。
レストランなので、営業時間との兼ね合いで行列になっている場合は撮影が難しいそうです。もし撮影希望ならプランナーさんに確認してみましょう。

スタジオ撮影と親族紹介(持ち込みカメラマンは撮影不可)

東京會舘さんで型物写真を注文している場合は、スタジオ撮影があります。型物とは、いわゆる『写真館で撮影するようなカッチリした写真』のこと。

きちんと並んで親族や新郎新婦の写真を残せるので、必要に合わせて注文しましょう。堅い写真はいらないよ、と思うかもしれませんが、意外と後から『撮っておいてよかった』という声の多い商品です。親御さんと相談して決めるのがオススメですよ。

ちなみに、外部のカメラマンは写真室の中を撮影してはいけません。これは東京會舘さんが特別厳しいというわけではなく『ブライダル写真の共通マナー』みたいなものです。

ポーズの付け方や光の当て方ひとつをとっても、それぞれ会社特有の技術が詰まっているので、それを横から盗み撮りするようなことはマナー違反だとされているんですよ。

古いルールなので、最近は知らない人も多いようです。僕は相手の技術へのリスペクトとして守るようにしています。その方が気持ちよく撮影できますしね。

リハーサル〜チャペルでの撮影

東京會舘はリハーサルがちゃんとあります。本番の流れをしっかり全部やってくれるので安心ですよ。

リハーサル後に時間があればチャペル内でも撮影が少しできます。窓(ブラインド)を開放しての撮影はこのタイミングしかできないので、要望があればプランナーさんへ伝えておきましょう。

時間や場所に関することは基本的にプランナーさんが管理します。カメラマンだけに伝えても場所を確保しないと撮影できないので、忘れずにプランナーさんへ相談しましょう。

チャペル挙式(キリスト教式)

一般的な進行のキリスト教式です。

基本は一枚目のようにブラインドが閉じて二人にスポットライトがあたっている状態です。退場前にブラインドが開き、一気に明るくなる流れ。

雨の場合はフラワーシャワーが退場シーンになるそうです。

なお、持ち込みカメラマンは祭壇に上がることがNGです。ただ、祭壇に上がらなくてもそんなに問題ありません。

(・・・むしろ祭壇に上がるって目立つのでOKでも上がらないかもw)

上がらなくてもこれくらいには撮影できます。

フラワーシャワー〜集合写真

挙式が終わると、ウッドデッキでフラワーシャワーができます。もちろん、やらなくてもOK。

そして、上から撮る集合写真があります。
俯瞰集合(ふかんしゅうごう)ともいって、写真室で撮るようなカッチリタイプではなく、ワイワイしてるような雰囲気の写真です。

この日は東京會舘専属のカメラマンさんがメインで撮影していたので、僕は横からメインが撮影できない表情などを撮影してます。

カメラマンを2人にする場合、式場カメラマンをメインにして『マストな写真』、持ち込みカメラマンを『自然なところ担当』にするタイプが多いです。

披露宴(東京會舘マグノリア)

披露宴の写真はたくさんあるので、一気に見せますね。

バンケットは『マグノリア』。7階の一番奥にある部屋です。シックな雰囲気がありつつ、外光もきれいに入ってくるので写真が素敵に仕上がりやすい部屋だと思います。

披露宴終了後のロケーションフォト

最後にも、撮影ができます。

場所や時間に制限がある場合もあるので、プランナーさんや当日のアテンドさんに従いつつ柔軟にやりましょう。どうしても撮りたいカットがある場合はちゃんとプランナーさんに伝えておくと良いです。

ここまで来ると体力が限界になっていることも多いです。自分たちの体力面も考慮しつつ計画するといいでしょう。特に、ゲストの見送りが終わると『やりきったー』って気分になってしまうことが多いです。そこでテンションを抜かず、あと一息頑張ってください!

ちなみに、この日はクリスマス仕様で入り口のライトが全部赤になってますね。普段は温かい電球色です。撮影時間は17時くらい。参考まで。

いかがでしょう?
なんとなく一日の流れがイメージできたのではと思います。

興味があれば東京會舘さんのウェブサイトまでどうぞ。僕への質問は下記ボタンからLINE公式アカウントへ。

【コロナウィルス】結婚式に向けてできることをまとめてみた【COVID-19】

[2020.3.9]厚生労働省の感染者数をupdate

こんにちは!

小林嘉明です。

コロナウィルスで中止や延期になる結婚式が増えていますね。プレ花嫁を始め、結婚式準備中の方は不安が募るばかりと思います。

そこで今回は、現在わかっている情報から結婚式に向けてどんなことができるかをまとめていきます。

【結論】データと心理を見て考えよう

ちょっと長い記事なので、まず結論を書いておきます。

  • 確かに気をつけるべきだが、世間が騒いでいるほどではない
  • 特に若く免疫力が高い人は影響が小さい
  • ただ、高齢者や免疫力が下がっている人は注意
  • 『手洗い』『人混みを避ける』『免疫力』が対処法
  • インフルエンザの方が危険
  • デマに注意
  • 事実とは別に『自粛ムード』はある
  • だから結婚式をやるなら『心理面のケア』が重要

結婚式をやるなら、どんな対策が取れるのかは、記事の後半になります。

まずは情報を整理するところから初め、その情報を使って予防策をお伝えしますね。

【今わかっていること】『WHO』と『CDC』の調査報告

なるべく事実に沿って話をするために、まずはわかっていることをまとめます。

ネット上では『死者がたくさん出ている』『未曾有の危機』など恐ろしい表現が飛び交っていますが、必要以上に恐れず、正確な情報を掴むことが大切です。

ここでは信頼できる情報機関として、WHO(世界保健機関)とCDC(アメリカ疾病予防管理センター)をメインに話を進めます。

どちらも世界的に信用できるとされている機関です。しかしながら、判断にはバイアスがかかったりすることもあるので、片方を盲信せず、両方をみておくのがいいでしょう。

2020年3月1日現在、CDCとWHOから出ている最新情報

WHO調査2/20までに感染確認できた55,924人のレポート

いまのところ一番具体的に調査されている統計かと思います。

引用すると

症状の内容は
発熱が全体の87.9%、
せきが67.7%、
けん怠感が38.1%、
たんが33.4%、
息切れが18.6%、
のどの痛みが13.9%、
頭痛が13.6%

Report of the WHO-China Joint Mission on Coronavirus Disease 2019 (COVID-19)

となっています。なお、感染後5〜6日程度で症状がでることが多いそうです。これだけ見ると非常に恐ろしいように感じますが、更に内訳を見ると違った印象もあります。

というのも、最も騒がれていた『高い致死率』に関して、変化が見られるからです。

1月1日から10日までに発病した患者の致死率は17.3%と非常に高いのですが、2月1日以降に発病した患者の致死率は0.7%なんですよ。

対策が講じられてから減ってる、という見解みたいです。

感染力こそ強いものの、症状が悪化するのは高齢者や生活習慣病患者が中心なようで、健康体だと症状が出ないこともあるそう。

WHOとCDCの調査イメージ

CDC発表『Coronavirus in Japan』

こちらはもっと全体的な話。

・日本は、新規コロナウイルスによって引き起こされる呼吸器疾患(COVID-19)の持続的な地域感染を経験しています。
・ウイルスは人から人へと広がる可能性があります。
・高齢者および慢性病状のある人は、不必要な旅行を延期することを検討すべきです。
・旅行者は、病気の人との接触を避け、石鹸と水で少なくとも20秒間洗浄するか、アルコールベースの60%〜95%のアルコール消毒剤を使用して手を頻繁に洗う必要があります。

Coronavirus in Japan

なお、『アラートレベル2』をCDCは日本に対して発しています。アラートレベルは全3段階で、2は『不要な渡航避けろよ!』ってレベル。

レベルが3に引き上げられると全面的に渡航が不可能になります。(いまのところ中国と韓国が対象)

全体的にCDCのほうが慎重に情報を整理している印象を受けますね。

ひとまず、僕たちにできることは手洗いでしょう。

コロナウィルス関連のデマに注意!

『中国の友人から聞いた〇〇』などの情報を始め、デマが多数出回っているので注意しましょう。2020年2月末にはトイレットペーパーがなくなると言ううわさで、買い占めが発生しています。事実無根の情報には注意し、信頼できる情報機関から情報を集めましょう。

『ぬるま湯を飲めば防げる』や『看護師から聴いた〜』などの文面でチェーンメール的にデマが広がっているようなので注意してください。

*水分補給そのものはいいことです。

風邪の予防には『手洗い』が最強

手洗いで風邪対策

風邪の予防に関して、科学的にいろいろな研究がされています。そのなかでも特に風邪への効果がわかっているのは『手洗い』。

コクラン共同計画(イギリス中心に組織された、世界中の健康論文などを精査する大きな組織)が2011年に大規模な研究をしてます。

Physical interventions to interrupt or reduce the spread of respiratory viruses.

ざっくりまとめると、

  • 手洗いはお手軽でかなり高い効果が確認されたよ
  • マスクもそれなりに効果高い(N95でもサージカルでも)
  • 手洗い石鹸に殺菌成分入れる意味はわからない
  • 社会的に距離を取るのも効果的だったよ

ってな感じ。

感染リスクが高そうな場所には近づかず、必要があればマスク着用、手洗いはしっかりしましょうね。という結構普通な結論ではあります。しかし、大規模に調査してくれてるのがありがたいですね。

一部注釈が必要だと思いますので、解説しますね。

マスクは『飛沫防止』には役立つ

マスクが品切れ状態の昨今ですが、『マスクつけてれば安心』ってのはちょっと違います。

というのも、ウィルスの大きさはマスクの繊維よりもかなり小さいので、普通に通り抜けてしまうんですよね。イメージ的には玄関のドア(マスクの穴)とサッカーボール(細菌)くらい違います。

っていうか、普通のマスクつけるとわかりますけど、結局左右や鼻の横に空いた隙間から空気吸ってますよね。。。はい。。。

ただ、無意味ではないのです。

くしゃみなどの飛沫は液体で体積が大きくなっているので、それらをマスクで防ぐことは可能です。

なので、『人混み』や『せき・くしゃみをしている人がいる環境』なら効果が見込めます。覚えておくと無駄にマスクを消費しなくて住むので、役立つでしょう。

殺菌剤入りの石鹸はよくない?

殺菌成分入りの手洗い石鹸がよくないよ。って研究が2016年にアメリカ政府から出ております。

Safety and Effectiveness of Consumer Antiseptics; Topical Antimicrobial Drug Products for Over-the-Counter Human Use

手には悪い菌だけではなく『良い菌』も住んでいて、普段は僕たちを守ってくれてるんですよ。そこへ殺菌成分入りの石鹸を使うと良い菌まで一掃してしまって、かえって状況が悪化する事がわかってるんですね。

あと、長期間に渡って使用するとバクテリアが耐性を持ってしまって殺菌できなくなるんだとか。。。むむむ。。。困りものですね。

なので普通の石鹸をおすすめします。

一応、『こいつはやばいぜ』と言われている成分をお知らせすると

  • トリクロカルバン
  • トリクロサン

の2種類。こいつらにはご注意くださいませ。

ところで、手洗いって正しい方法あるの知ってましたか?
実はこれもCDCとWHOが発表しているものがあるので、見ていきましょう。

手には良い菌もいる

CDCとWHOが勧める正しい手洗いの方法

CDC式手洗い

  1. 石けんの泡で手の甲を洗う
  2. 指の間を洗う
  3. 爪の間を洗う

だいたい30秒くらいかければOK

WHO式手洗い

  1. 石けんで手のひらを洗う
  2. 手の甲を洗う
  3. 指の間を洗う
  4. 指の甲の部分を洗う
  5. 親指の周りを洗う
  6. 手のひらの周囲を洗う

42.5秒かかるらしい。

効果的な洗い方をまとめてくれてるのはありがたいですね。WHOのタイプがよりしっかり洗ってる感じ。じゃあしっかりじゃないとまずいでしょ、って思うかもしれませんが、そうでもありません。

なんとこの2つを比較する実験もあるんですよw

A Pragmatic Randomized Controlled Trial of 6-Step vs 3-Step Hand Hygiene Technique in Acute Hospital Care in the United Kingdom

ざっくり言えば『2つの手洗い比べてみた』って内容。
想像通りWHO式が勝利。とはいえ、時間短縮のメリットもあるし、最低限の殺菌はできるからCDC方式でもいいかもよ。って可能性も示唆されています。

普段はCDC方式くらいを意識しておくといいかもしれませんね。

結婚式決行で何が怖いのか?

結婚式問題

結婚式で怖い点は『感染したときにどうしようもない』ところ。

発症までの日数は平均で5~6日。長い場合で13日くらいというデータもあります。日数に差があるため、仮に結婚式に呼んだゲストが発症しても『結婚式が原因だ』とは言い切れません。

ですが、嫌な感じが残るのも事実ですよね。

そして、どうしようもない。現段階では特効薬的なものもなく、即時判定できるような方法もないそうです。なので、結局よくわからない。

体調悪くなっても、それはただの風邪かもしれないし、花粉症かもしれないんですよ。

この曖昧さが、開催と延期を迷わせる原因です。

式場側も対応に困っている

発症しても原因が不明瞭なため、『式場が悪い!』とは言い切れません。町中でかかってるかもしれないし、職場かもしれないのでなんとも言えないのです。

ただ、風評被害はあります

『〇〇の式場はコロナ対策もしていない』
『マスクもしないで接客している』

などのクレームがすでに発生しているんですよ。

冒頭にも書いたとおり、予防は手洗いと本人の免疫力しかありません。そのため、式場ができる対応は手洗いの推進程度しかないのが現実。しかし、デマの一件からもわかるように『みんなが理解しているわけじゃない』んです。

SNSで『〇〇の結婚式場で感染した』

とか書かれたら、事実無根でも風評被害が出ます。嘘情報でトイレットペーパーを買い漁るのと同じように『式場が悪い』と言いかねないし、便乗されて炎上する可能性だってあるわけです。

じゃあ、延期が正しい対応でしょうか?

そうとも言えない事情が背景にあるのです。

結婚式延期する?コロナウィルスの流行はいつ終わるの?

結婚式を延期することも勇気がいりますよね。新郎新婦も式場にも負担の大きい決断です。

ただ、いつまで延期すれば安全でしょう?

答えは誰にもわからないんです。もちろん、『いつかは流行りが終わる』んですけど、インフルエンザのように季節によって波があるかどうかもわからないんですよ。

もちろん、流行がピークを迎えている『今』を避けることに意味はあります。治療薬が登場するかもしれませんし、隔離がうまく働いて一気に流行が終わる流れもありえるでしょう。

しかしながら、それも予想でしかありません。最終的な決定は難しいですが、自分でするしかないのです。

[2020.3.9]追加情報きました。
横浜市立大学が新型コロナ患者の血清から抗体検出

治療法が見つかるまで一歩近づきましたね。

インフルエンザの方が確実性高く危険

厚生労働省の発表によれば、国内でコロナウィルス感染が確認されている人は3/8発表で488名。亡くなった方は2人。

一方、インフルエンザは毎年平均で1000万人が感染し、数千人が死亡するといわれています。

中国内では確かにコロナウィルスが悲惨な状況をつくりましたが、中国国外では患者数も激減しているのが事実です。先述の通り、死亡率もかなり下がっています。

この数字を見る限り、身近な脅威はインフルエンザの方です。

結婚式は毎年インフルエンザの時期にも婚礼は行われます。今年もやるでしょう。でも、どちらかといえば、対処すべきはインフルエンザだったりするのです。

結婚式の延期は非常に重要な決定なので、噂だけじゃなく、ちゃんと数字をみて決められるようにしたいですね。

結婚式決行は気持ちのハードルが高い

数字や調査の結果はここまで見たとおりです。しかし、最大の問題は『気持ち』ですよね。

世間の風潮が『延期を促す流れ』や『自粛ムード』になっているので、なんだかイベントを開催することが不謹慎な感じになってませんか?

おそらく、報道が収まるまで自粛ムードは続くでしょう。

ニュースが『世界的に流行!』『パンデミック』などと騒いでいるうちはどれだけ事実が改善したとしても『印象』が悪いのです。

なので、結婚式の延期は『新郎新婦とゲストの気質』によって決めるのがいいんじゃないかな、と思っています。

『いやいや、コロナとか問題ないでしょ!』
って思える人たちなら開催していいでしょうし、

『今結婚式やるとかどうかしてる!』
と思ってしまいそうな人が多ければ延期でもやむなし、です。

事実よりも、気持ちの面が重要なこともあるので、整理して考えてみるといいでしょう。

結婚式決行でできる対策

結婚式は気持ちが大切

結婚式を気持ちのいいものにするために、できることを考えてみましょう。

ようするに『気遣い』『配慮』といった内容です。

ただ普通に結婚式をやるのではなく、『コロナにも配慮してますよ』感が演出できれば、参加する側も気持ちよくいられるものですからね。

僕から提案できる内容は大きく3つ

  1. 年配の方を呼ばない
  2. 手洗いの推進
  3. 都市部を避ける

1つずつ見ていきましょう。

結婚式の気遣い1:年配の方を呼ばない

コロナウィルスが発症しやすく、重篤化するのは『免疫力が弱い人』。具体的には年配の方や、生活習慣病にかかっている方が該当します。

なので、リスクを避けるため、年配の方を呼ばない措置もありだと思います。(ちゃんと配慮したアナウンスは必要だと思いますが)

結婚式の気遣い2:手洗いの推進

結婚式場では屋外でのイベントなどがよく行われます。しかし、室内に戻るときには手を洗いません。もちろんお手拭き等は提供されます。

そこで、気遣いの一環としてしっかりと『お手洗いタイム』を確保するのもありでしょう。

もしくは、消毒用アルコールを配布するなども有効かと思います。

通常の結婚式では時間がなく、慌てて移動したりすることが多いため、手を洗う時間が取れません。なので、逆に『しっかりと時間を確保しておく』ことがポイントになるでしょう。

結婚式の気遣い3:都市部を避ける

式場まで向かう道中も感染経路になりえます。そのため、人の少ない地域で結婚式を計画すれば、感染リスクを下げられる、ということです。

近年では自然の中で行うナチュラルウェディングも増えているので、オシャレにしつつ感染対策もできそうな方法です。

結婚式の代案1:規模の小さな結婚式にする

結婚式はやっぱり『区切り』として必要な儀式です。

やらないと、なんとなく『夫婦になったぞ!』って感覚がわかなかったり、気持ちがスッキリしないものですよね。

なので、『結婚式はやりたいけど、コロナの世情的に申し訳ない』という方は小さな結婚式にするのも手です。

たとえば

  • 家族だけで結婚式をやる
  • 家族と中のいい友人数名だけにする

という方法も全然あり。参考にしてみてくださいね。

結婚式の代案2:フォトウェディングにする

気持ちの問題、であれば『写真だけでも残しておきたい』という方も近頃はたくさんいらっしゃいます。

フォトウェディングやフォト婚なんて言われるものですね。形態は様々ですが、外のロケーションだけでなく、チャペルを借りて行うこともできるので、結婚式をしっかりとやることができます。

写真メインなら最低人数が新郎新婦とカメラマン+メイクさんだけなので、気楽に開催できる点も大きいですね。

最近は『フォトウェディング+小規模な食事会』なんて形式も増えてきているので、一つ参考にしてみてはいかがでしょう。

まとめ:しっかりと感染予防しつつ、結婚式は柔軟に考えよう

いかがでしょう?

しっかりと数字を見ると、コロナウィルスの問題が見えてきたのではないでしょうか。感染そのものも気をつけたいところですが、結婚式においては『気持ち』が大切になってきます。

いろいろ方法はありますので、柔軟に検討してもらえればと思います!

では!良い結婚式を!

小林嘉明

追伸:もちろんフォトウェディングなどの撮影依頼も承ります(宣伝 笑)申込みはLINE公式よりどうぞ。