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意外と見落としがちなゲストの為のポイント
神社で結婚式、いいですよね。
でも、神社って大概昔からあるので建造物として古い場合が多いのです。
当然、バリアフリーではない場合も多いですし、親族に足の不自由な方がいるとなかなか移動が大変かもしれません。
今日は、そんなゲストの為にチェックしておきたいポイントを紹介しますよ。
ゲストの動線を把握しましょう
まず、よくある親族の動きを知っておきましょう。
- 神社到着
- 着替え・着付け
- 親族控え室で待機・雑談(本当に待つだけの部屋です)
- 親族紹介
- 挙式をする建物に移動
- 建物から出て家族や親族で写真など撮影
- 披露宴会場へ移動(もしくは解散)
こんなパターンが多いです。
お支度の場所が違ったりする場合や、神社によっては流れにアレンジがありますが、だいたい上記のような流れが多いです。
少なくとも下記のような場所を移動することになります。
- 神社の境内(階段など通ります)
- 着付け部屋
- 親族控え室
- 親族紹介の部屋
- 本殿(挙式場所)
- 神社の境内
- 車が入れるスペースまでの移動
番号は上記と対応しています。
そう、案外動くのです。
また、これらの場所はそれぞれの建物が違う場合もあります。
例えば、着付けをする建物と控え室が別棟ということもあるのです。
お年寄りのご親族がいる場合は階段移動が増えるので大変かもしれませんよね。念のためこういった動線を確認しておくことをおすすめします。
エレベーターや裏道の確認
境内までの道
神社といえば、長い階段なんかがイメージされる場合もありますよね。
愛宕神社などは階段そのものが名物だったりしますし、若い人でも登るのがしんどいほどの階段があります。
しかし、階段を通らずに車でスイスイ駐車場まで上がることができる場合もあるのです。
新郎新婦も着物を着ていて動きが取れないので、これは重要になります。是非確認しておきましょう。
神社内にエレベーターがある場合も
比較的新しい建物の神社や、リフォームをしている場合などはエレベーターがついている場合もあります。
これもゲストの移動には重要になりますから、調べておくと良いでしょう。
車がどこまで神社に入ってこられるか
新郎新婦もゲストも、披露宴がある場合は着物や衣装を着た状態で移動することになることが多いです。
やはり動きにくいので、どこからタクシー移動できるのか等確認しておくと安心です。
場合によっては神社の境内の中まで入ってこられる場合もあり、非常に楽になります。
逆に広大な境内を持つ神社だと道路に出るまでが大変だったりもします。極力平地で移動できるか確認しましょう。
また、これらのアクセスは雨の場合にも非常に重要です。
ぜひ確認しておきましょう。
冷暖房はあるか
冬場はなかなか冷える事が多いのが神社です。
先述の通り待機時間は長いですから、控え室に冷暖房があるといいですよね。
本殿(神社のメインの建物)は古い場合が多いのであまり設置されていないようですが、
据え置きタイプのハロゲンヒーターやファンヒーターを設置している神社もあります。
代々木八幡などは床暖房まで完備されていてびっくりしましたよ。
新郎新婦も緊張していると普段よりも寒暖を感じやすいので自分たちの安心のためにも確認しておきましょう。
見学に行く季節と実際に挙式する季節が違う場合は想像しづらいのでしっかり聞いておくと吉です。
入り時間と撤収時間の確認
人気のある神社は1日に数組の結婚式やお宮参りなどをこなしており、
自分達だけが使うわけではありません。
自分たちの挙式の前後に隙間なくイベントが入っていることがあるのです。
そして、思っているよりも時間はパツパツに設定されていたりします。
つまり、早く到着しても入れないし、時間が押すと急かされます。
親族は緊張したり浮かれていたりで早めに来てしまったりするので、
あまりに早く来てしまうと建物に入れずに寒い思いをしたりしますし、
新郎新婦的にも迷惑をかけている気がしてしまうでしょう。
神社の人気度合いや、大安などの日柄、神社内での動線などにもよりますので、
これも一度神社に確認しておくといいでしょう。
また、これらの時間的余裕があまりない神社だと写真を撮る時間もあまり確保してもらえない場合が多いので
写真をしっかり撮りたい場合にも確認しておくことをおすすめします。
まとめ:確認しておくべき3要素
移動:バリアフリーか?移動が多いかどうか?
温度:夏場冬場の冷暖房の設備の有無
時間:前後に予定が入ると急ぐ必要があるか
いかがでしょうか。
親族に故郷から出てきてもらう場合など、慣れない交通機関で時間がかかってしまったりすることもあります。
親族の状況や性格も加味した上で計画ができるとより安心かと思いますので、参考にしてみてください。
それでは、皆様の良い結婚式の参考になれば幸いです。
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