結納しますか?

結納とは?する?しない?両親への確認や意味を実例交えて紹介!

プロポーズが終わったら、結婚式。と思いがちですが、その前に「結納」というイベントがあります。言葉は聞いたことがあるけど、よくわからないイベントですよね。今回はそんな結納に関しての話をお伝えします。

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結納とは、2つの家をつなげる儀式

そもそも結納とは、二つの家が新しく婚姻関係を結ぶために、男性側の家族が酒肴の現物を女性のもとへ持っていき、女性側の家族は料理を出してもてなす事を言います。

といっても、時代の流れとともにだんだん現代化しており、最近では「結納の品を男性の家が用意して女性の家へ贈り、女性側の家もまたそれに応えるようなイベントをすること」が多いです。

結納をするのは全体の10%程度

割合減少

ゼクシィトレンド調査2017首都圏版調べによれば、下記のような調査結果が出ています。

  • 結納のみ行った・・・3.5%
  • 結納と顔合わせ食事会を行った・・・7.6%
  • 顔合わせ食事会のみ行った・・・83.1%
  • どちらも行っていない・・・5.5%

つまり、結納を実施している家庭は全体の10%程度です。2011年には20%くらいの割合だったので、6年で半分になったと言えます。どんどん減少傾向にあります。

結納をするか否かは地域性がかなり強い

上記で紹介したのは首都圏の情報なんです。実は地域が違うと結納の実施率がかなり変わってくるんですよ。例えば、全国的にも多い割合を示すのが福島と九州で、どちらも30%程度の家庭が結納をしているようです。では、首都圏から離れれば離れるほど多いのかというとそうでもないんですね。北海道は全国でも最低の7%を記録しています。

ではなぜこんな差が生まれるのか?それは地域性によると思われます。地域全体が「結納はするべき」という風習を持っているか、またその根付き具合が強固であるかどうかで割合が変わっているのです。

実際に結納をするならどうしたら良い?

結納の地域性

結納の形態は時代によって、または地域によって独自に変化しているようです。具体的には結納で納める贈り物が違っていたりするとか。そのため、結納が根付いている地域では地域性に合わせて行うことが多いですが、新郎新婦の実家が全く違う地域だとすこし複雑です。そこで、大きいホテルなどでは「結納プラン」などが用意されている場合があります。ホテル側が結納品などの手配や儀式の進行を含めて手伝ってくれるので非常にスムーズに結納が可能です。

結納のいいところは?

「結婚するんだな」という気分になれた。覚悟が決まった。などの意見が多いそうです。結婚式も同じですが、一連の儀式を通して「気持ちを切り替える」効果が大きいと思います。婚約、結納、結婚式と順番に行うことで気持ちができていくというのが大きなメリットと言えます。

結納のデメリットは?

結納をしない人の意見は、大きく二つで「堅苦しいから」そして「お金がかかるから」です。男性側の家から渡される結納金はキリの良い数字が良いとされ「100万円」が包まれたりします。しかし、若年層の収入は低下していますから、そんなに大きなお金を動かす余裕もありません。ましてや、そのあとに結婚式を予定するなら尚更です。最近では額を変動させて「50万円」にするなどの対応もあるようですが、いずれにせよ大きい金額であると言えると思います。

結納する?しない?はどうやって決める?

地域によって特色があるので、新郎新婦が二人共同じ地域ならいいですが、違う地域の場合ご両親の常識が違う場合があります。まずはそれぞれの親に「そもそも結納についてどう思っているか?」を探ってみるのがいいでしょう。近年の減少傾向の要因の1つとして、親もまた「あんまり必要ない」と考えている背景もあります。なので、まずは話をしてみましょう。案外すんなりまとまってしまうものです。

「顔合わせ食事会」でお互いの家に話してもらうのもアリ(体験談)

僕も昨年、「両家の顔合わせ」をしました。そう、結納はしてません。結果的にしてないんですけど、実際顔合わせ食事会のときまではどうなるかわからなかったんです。うちの父は九州の人なのでわりと結納文化がある地域の人です。事前に話を聞いたらそれなりにやるつもりのようでした。ここで難しいのが、僕から「新婦さんの家は結納しなくていいって言ってるよ」と伝えても「それはお前に気を使ってるんだ」「あてにならん」という反応になってしまう点(笑)まあ、よくある話だと思います。

鯛

そこで、顔合わせ食事会をして両家の父同士で話してもらうことにしたんです。「結納ですが、もしそちらが良ければちゃんとやろうと思うんですが、いかがですか?」と僕の父。しかし、あっさりと新婦父は「いや、そんな堅苦しくしなくても大丈夫ですよ。大変ですしね。」と一言。両親たちもみんなで「時代も変わりましたねー」なんていいながら笑っていました。そんなものです。

僕達自身はやってもいいし、やらなくてもいい考えでしたので、こういう流れにしました。もし、やることになっても「人生の面白い経験値」として捉えるつもりだったんですよね。結構自由なカップルなもので。だからもし、そういう意味でやってみたいと考えている人がいたらご両親へもう少しアグレッシブに攻めてみてもいいかもしれませんよ。「結納しよう!」って(笑)

まずは二人で話し合い、その後両親に確認をしよう

いかがでしょう?結納はいろいろな考え方があるので、まずは2人で話し合ってみましょう。そして、そのあとご両親へ探りを入れてみるのがいいと思いますよ。

順調に結婚準備が進むことを応援しています。

KOBATONE 小林嘉明

追伸:結納の時に家族で記念写真を撮っておくととってもいいですよ。カメラは忘れずに持参しましょう。

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