パートナーとは仲良くいたいですよね。
できれば喧嘩なんてしたくないものです。
今回は、うまくいくカップルについて調べているデータがあったので共有します。科学的に調査されている内容なので、ぜひ参考にしていただければと思います。
今回お届けする内容はこちら
うまくいく夫婦の特徴は『パワーダイナミクスバランス』だ!
どうやら仲良し夫婦はパワーバランスが良いらしい。
根拠は上記の論文。
異性愛のカップル181組を対象に調査を行ってくれています。男性の平均年齢は31歳。女性は29歳。おおよそ30代を中心に測定。ただし結構範囲が広くて、18歳から73歳までいらっしゃったようです。
上記の人たちに、どれぐらい相手を褒めているのか、性的満足度、束縛の強さ、プレッシャー、本気度、社会的地位、学歴、収入格差などなどを聞いてバランスを見てみた実験です。
学歴や収入の差はカップル満足度に関係なし!
意外に感じるかもしれません。
データをちゃんと取ってみると、学歴や収入の差はカップル満足度にほとんど影響しなかったようです。
確かに言われてみれば、給料の差で立場をどうこう言われるのなんでドラマの中でしか見ませんよね(笑)
普段生活していて『彼は東大卒だから満足なの!』とも感じないでしょう。もっと行動や態度で判断するのが普通のはず。
『主観的な平等さ』が一番大切
実験結果で最も大切だと言われているのが『主観的な平等さ』。
簡単に言えば、「同じくらいの力関係」ってことですね。
例えば旦那さんが一方的に高圧的な態度をとって、奥さんが黙って従う、みたいなのは違います。物事を決めるときに、平等に発言権がある状態が『主観的な平等』です。
ポイントは『主観的』って部分。つまり夫婦間でものすごく収入に差があったとしても、本人たちが気にしていなければ問題なしってこと。
あくまで本人たちが『私たちのパワーはバランスが取れている』と思えることが重要。
今日から取り入れられるコツである
この結果の何がいいかって、今からでも十分に取り入れられること。
だってそうですよね?
もし、「学歴がめっちゃ重要だよ」みたいになってたらどうしようもないじゃないですか。
その点今回の結果は安心できます。
今この瞬間から、心がけるだけでいいんですから。
2人のチェック項目として取り入れてみては?
とは言え、収入や学歴の差は気づかぬうちに心の中に劣等感や優越感を生んでいる可能性もあります。
そうなってしまうとパワーバランスに影響がありますので、意識してケアしていくことが大切になるでしょう。
自分自身で指標にしてみるもよし、相手と2人で関係性のチェックに使っていただくのも良い内容なのではないでしょうか。
ぜひ良い関係の構築に役立ててください。