「結婚しよう。」
そんな一言である日突然結婚はやってきます。
そう、準備も突然やってきます。
ドタバタと準備する中で、勧められるがままに商品を選んでいく、なんてことも。今回はそんなときに特に困りやすい写真について、わかりやすくキホンをお伝えします。困っている方の助力になれば、と思います。
今回お届けする内容はこちら
結婚式の商品は複雑
さて、プロポーズが終わったあと
結婚の準備って何するの?
とりあえずゼクシィ買う?
そんな感じじゃないでしょうか。
ひとまず好みの結婚式場に連絡して、ウエディングプランナーさんの案内をうける。そんな流れの方がほとんどだと思いますが、これが初めて聞く内容が多すぎて覚えきれない!とにかく結婚式に関わる商品は数も多いですし、さらにそれが特定の組み合わせで割引になっていたりして複雑!金額も大きいし、頭が混乱しますよね。
他の結婚式場ならもっと安いのでは・・・なんてことも考えるでしょう。
しかし、確認するのも手間ですし、時間もなく、実際には出来ないのが現実だったりします。そんな数あるお悩みポイントの中でも比較的金額が大きく、わかりにくいと言われるのが「写真」。今回はそんな結婚写真のよくある形態をご案内します。
写真は大きく分けると2つだけ
スナップ写真
- 新郎新婦にカメラマンがついて回って比較的自然な様子を撮影する。
- 写真の枚数が多い。アングルも自由。
記念写真
- 昔からよくある「型物」とも言われる写真。おじいちゃんとかの昔の写真で見たことある人もいるかも。
- カチッと決めて、正面からキレイに撮影する。
- 新郎新婦の二人で撮影する場合もあれば親族全員や家族で撮影することもある。
- 学校の卒業証書みたいな台紙に貼った形で商品になる場合が多い。
大まかに言えば基本はこの2つしかないです。あとはこのバリエーション展開になります。
撮影するタイミングによるバリエーション
前撮り(まえどり)
結婚式の日よりも前の日に撮影をするのが「前撮り」といいます。結婚式当日は撮影できない場所での撮影ができたり、本番では着ない衣装を来て撮影することで写真を残しておくことができるのが特長。
当日写真(とうじつしゃしん)
結婚式当日に撮影します。全ての基本はこの当日写真なので、ただ「スナップ写真」「記念写真」といったら当日写真のことを指すことが多いです。会話の中で前撮り等と区別したいときに「当日写真」と言うこともよくあります。「当日スナップ」「当日記念」なんていい方も。
後撮り(あとどり)
式の後に行う撮影の呼び方。基本的には前撮りと同じです。大概前撮りをする人が多いので、後撮りは件数的にみて少ないです。撮りたい内容や季節に狙いがあるか、日程的に前撮りができなかった場合に行う事が多い。
この3つそれぞれに「スナップ写真」と「記念写真」がある。組み合わせで「前撮りスナップ」「当日記念写真」などと呼ぶこともある。どれも上の組み合わせなので、難しくはない。
前撮り | 当日 | 後撮り | |
スナップ | 前撮りスナップ | 当日スナップ | 後撮りスナップ |
記念写真 | 前撮り記念写真 | 当日記念写真 | 後撮り記念写真 |
呼び名のバリエーション
種類は前述のものがほとんどです。しかし、商品を売る上で新しい切り口の商品や既存の商品よりもおしゃれな物を出したときには名前を変えてしまう場合があります。例えば前撮りを「プレフォト」記念写真を「フォーマル」と呼んだりする場合もあります。更にそれらを組み合わせてセット販売する場合や、撮影内容のテイストによっても名前を変えたりすることも。ですが、上で見た6通りの商品さえわかっていれば後はその応用なので理解しやすいはずです。
落ち着いて考えれば簡単
いかがでしょう?混乱していなければそんなに難しくないですよね。
今回の内容が土台みたいなものなので、これがわかっていれば他の話もわかりやすくなります。
皆さんのいい写真商品選びの参考になれば幸いです。
KOBATONE 小林嘉明