結婚式のミーティングはわかりにくい

結婚式の打ち合わせ前に知っておくと混乱しにくい1ポイント

今回お届けする内容はこちら

とにかく結婚式の商品名はわかりにくい!

結婚式の関連商品ってとにかく名前がわかりにくい物が多いのです。

ブランドイメージを確立する為だと思うのですが、

音楽用語やフランス語、イタリア語等から取った単語や造語が入混じっていて、

語感から商品が想像できない事が多いと感じます。

さらに言えば会社名やブランド名もわかりにくく、

商品名とブランド名がごっちゃになったりで打合せのときにとにかく混乱しやすい。

・・・と、そんなことを言っても商品名が変わるわけではないですよね。

今回は、そんな状況でもなるべく混乱しないために「結婚式の組織図」を理解しましょう。

全てはプランニング会社が仕切っている

あなたは結婚式場の見学に行く時、雑誌やサイトを見て行きますよね?

「〇〇レストラン」や「〇〇ガーデン」などの会場から見始めるはずです。

なので会場主体で考えがちになってしまうのですが、

実は会場が主体になっているわけではありません。

結婚式の組織図
結婚式の組織図

上記の図のようにプランニング会社という組織が中心になっていろんな業者をまとめているのです。

もちろん例外もありますが、現在の主流の形態がこのような形になっています。

そう、結婚式場で写真を撮ってくれているカメラマンは、別の会社の人の場合があるのです。

(最近は各業者の仕事をプランニング会社自体が行うような動きもあるので

一概にこの形態とも言えませんが、簡易的に考えるとこういう構造と思ってください)

結婚式は複合的なイベント

結婚式にはたくさんの専門分野の知識が必要になります。

花を飾るのも、写真を撮るのも、メイクをするのも、衣装選びも専門知識が必要です。

餅は餅屋といいますが、

つまり、1つの会社ではカバーしきれないのです。

そこで「提携」します。

一つのブランドイメージの下に

同じブランドとしてまるでひとつの組織のように団結する必要があります。

それをまとめているのがプランニング会社なのです。

ブランドイメージは名前から

ブランドイメージを揃えるには名前を合わせるのが一番早いです。

例えば「ゴリラウエディング」というプランニング会社があったとしましょう。

そしたら写真会社は「ゴリラフォト」

メイクさんは「ビューティーゴリラ」

など名前を揃えるのです。

つまり普段は別の会社名で活動しているわけですね。

掃除用具のダスキンが食品売るときはミスタードーナツと名乗るような感じですね。

ブランディング例
ブランディング例(ちょっと楽しくなってきた)

次に商品名を合わせます。

写真で言えば枚数などのボリュームで展開することが多いので、小・中・大の3展開にしましょう。

  • 小「リスザル」
  • 中「モンキー」
  • 大「ビッグフット」

みたいになるわけですね。

ブランドに合わせた商品展開
ブランドに合わせた商品展開

こんな展開をするわけです。

どうですか?すでにわからなくなってきてませんか?

例えばこの会社でプランナーさんと会話するとこんな説明になります。

あなた「写真ってどんなのがあるんですか?」

プランナー「ゴリラウエディングでは、あなたに合わせた写真プランを用意してますよ。リスザル、モンキー、ビッグフットから選んでいただけます。ゴリラフォトさんは写真上手いのでリスザルの時にはかわいらしく、モンキーの時にはフォーマルに、あ、ゴリラさんでは特にモンキーがオススメみたいです。ビッグフットはラグジュアリーでゴリラさんらしさも出てますよね」

あなた「????」

そう、名前が似すぎていて、ブランド名なのか商品名なのかわからない。

喋っている間にフォーマルだとかラグジュアリーだとか横文字も入ってくる。

初見で理解するのは難しい。

そしてプランナーさんだってエキスパートとは言え人間だ。説明能力に個人差もある。

何より伝える内容は膨大だし、複雑だ。

仮にくだけた説明をしたらわかりやすいかもしれない。

しかし、それはそれでブランドイメージを崩してしまうこともあり、板挟みなのだと思う。

だからせめて構造を理解しよう

見学会に行って、言葉だけでこの内容を聞いたらきっと理解できないと思うが、

最初に説明した組織図がわかっていたらどうだろう?

かなり理解は進むのではないだろうか。

少なくとも、まっさらの状態よりかなりわかりやすいはず。

覚えておいて損はないですよ。

と、いうことで、構造から理解するのは今後スムーズに話をすすめる上でも大切ですよ。

というお話でした。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

皆様の結婚式の助けになれば幸いです。

 

KOBATONE 小林嘉明

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください