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修正前提は危険

修正できるから、は要注意!結婚写真を修正前提で選んではいけない3つの理由

2018年3月6日 By yoshiaki-kobayashi コメントを書く

修正ってなんだか簡単にできそうなイメージがありませんか?スマホのアプリですらすぐに写真が修正出来る時代ですから、それも当然です。しかし、結婚写真を選ぶときにも色々な問題を「後で修正すればいいか」なんて思ってしまうとちょっと危険かもしれません。早速解説しましょう。ちなみに、この記事は「撮影前」の新郎新婦に向けてお伝えする内容です。撮影を終えられて内容に満足ができず、「修正を入れたい」という要望の方の参考にはならないのでご注意ください。

今回お届けする内容はこちら

  • 1 さり気なく自然に見える修正ほど難しい
  • 2 修正は基本的にお絵かきと同じ
  • 3 プリクラやアプリは塗りつぶしてごまかしている
  • 4 実は、プロに頼む事が問題
  • 5 人の欲は無限です
  • 6 「修正に頼るプロカメラマン」が原因の場合もある
  • 7 修正した写真、その写真ってあなたですか?
  • 8 まとめ:修正を容易に考えるべきではない3つの理由
    • 8.1 関連

さり気なく自然に見える修正ほど難しい

難しい

あなたが望む修正というのは、基本的に自然なものですよね。あからさまに「直した」感がにじみ出ていると逆に悲しいものです。プリクラのようになってしまうのは嫌でしょうし、芸能人のインスタで度々話題になるような「時空が歪んでいる」なんていうのは論外です。あくまで「もともとそうであったかのように」直して欲しいですよね。しかし、それにはものすごい技術と手間が必要になるのです。知っていましたか?

補足:「修正」という言葉は写真においていろいろな意味を持ちます。ここでは、細く見せたりするために加工することや、大げさな肌への加工を指してお話します。「整形」や「工事」と言ってもいいようなニュアンスの内容でお話します。会社によっては「仕上げ」と呼んだりするケースがあります。

修正は基本的にお絵かきと同じ

ちょっと強引な言い方かもしれませんが、修正というのは基本的に「お絵かき」と同じだと思っていただいていいと思います。もちろんデジタルのデータ上で行うので、パソコンが見えないところで複雑なことをしているのですが、写真を撮影した時点では「なかった」ものを「ある」ようにする作業なので根本は同じです。例えばニキビを消すにしても、ニキビがあった部分に「ニキビがない状態の肌」を作っているわけです。そして、その境目を自然にわからなくすれば完成です。何かを消すにしろ増やすにしろ、もともとは存在しないものを継ぎ足す必要があり、それを自然に見せるために「お絵かき」をしているのです。

補足2:「レタッチ」という言葉はちょっと修正とニュアンスが異なります。例えば写真を明るくしたりするような補正をレタッチという言葉で呼ぶ事が多いように感じます。このあたりの言葉はとっても種類が多いので、会社ごとのニュアンスを読み取ることも大切になります。

プリクラやアプリは塗りつぶしてごまかしている

自然に見せるためにはそれなりに技術が必要です。プリクラやアプリはコレを自動でやりますが、かなりの力技で行っているのです。例えば、きれいなガラス板の上にザラメを置いたらすぐにどれがザラメか判断がつきますけど、砂場の砂の上ならわかりませんよね。それと同じように「そもそもの画質」をある程度落とすことでそれっぽく見せているのです。

もし、あなたが「え?アプリでもキレイじゃない?」と思うのであれば、アプリでやればいいのです。今や自分で出来る時代ですから。

実は、プロに頼む事が問題

問題は、プロに頼んでしまうことです。複雑な問題なので箇条書きでまとめました。

  • 依頼者(お客様)側がなんでも出来ると思っている
  • しかも簡単だと思っている
  • 実際は非常に難しい作業
  • なので、完成状態の折り合いがつかない
  • 作り直しが頻発して、お互いが疲弊する
簡単だと思っているけど、難しいんですよ。というのは上でお話した通りです。実際にはレタッチャーと呼ばれる専門職の方がいるほどの仕事ですから、カメラマンが片手間で出来るような仕事ではないのです。しかし、修正に関する知識がカメラマンにあったほうがいいのも事実で、やろうと思えばある程度できてしまうのです。例えるなら、外科医の仕事を看護師は理解してますが、看護師が執刀することはないですよね?そんなのめちゃくちゃ怖いじゃないですか。そんな感じです。難しいのは、どこまでを自身のサービスにするのか?という規準です。簡単な注射ならやってもいいけど、手術はダメ、みたいな境界線が人によって違うことなんです。プロもピンキリです。ものすごく高い技術を持っている人から素人以下の人までいます。そのため、基準がバラバラになってしまうんですね。

人の欲は無限です

また、この基準を難しくしている原因としてお客様の「欲」があります。例えば、スリムに見せる修正をしたとしましょう。これは嬉しいかもしれませんが、はたして「どこまで細くなったら満足ですか?」という問題になるのです。どこまでも細くなりたいのが人間の心理だと思いますが、さすがに不自然という範囲があります。でも、その境界線って人によって違うんです。これは細さだけじゃなく、肌のキレイさ、足の長さ、ドレスの形、胸の大きさ、全てに言えることです。つまり、この折り合いは永遠につかない問題なんです。

「修正に頼るプロカメラマン」が原因の場合もある

カメラマンからしても、修正というのは魅力的な場合があります。ある程度適当に撮影してもあとでどうにか出来るのですから、そこに頼ってしまうわけですね。しかし、これはかなりマズい症状です。こうなってしまったカメラマンは「真剣に撮影すること」を忘れてしまいます。当然ですが、そうなってしまった場合どんどん腕前は悪くなります。適当な姿勢で挑むのがクセになっているほどたちの悪いことはありません。

彼らの多くは修正を受け付けています。しかも格安で。でも、よく考えてください。非常に時間のかかる難しい作業です。それを格安で受けている時点で技術力はたかが知れているのです。撮影を依頼するのはかなりギャンブルな面があることを考慮する必要があります。

補足しておきますが、「修正を受けつけている=悪い」ではありません。ちゃんと撮影をした上で修正をしてくれるところもあります。誤解なきようお願いします。

修正した写真、その写真ってあなたですか?

修正した写真はあなたですか?

これは僕の考えですが、結婚写真は「記録性」がとても大切です。どんな2人が、どんな人達に囲まれて、どんな場所で結婚式をしたのかを残すものだと思うからです。だから、正直修正に対しては疑問があるんです。だって、果たして「顔が違う写真」が「あなたの結婚式の写真」といえるでしょうか。そりゃあ、僕だって人に自分のスタイルよく見せたい気持ちはあります。だから細くしたい気持ちもわかるし、レタッチして欲しい気持ちもわかります。でも、それって「写真である必要」がないと思いませんか?絵でもいいですよね?

極論すれば、モデルさんにでも衣装着てもらって顔だけ自分を合成すればいいじゃないですか?そういう話になってしまいます。でも、それじゃ意味ないんですよね。だから、カメラマンは修正をなるべく少なくする技術が必要だと思っています。「撮る角度」や「光の具合」や「表情」で修正が必要ない写真を作っていく能力が必要だと思っています。もちろん、どうしようもない時はあります。アクシデントがあるのが結婚式ですから。そういう場合のフォローとして少しの修正はしてもいいと思いますが、基本的に僕は修正を極力しない派なのです。

まとめ:修正を容易に考えるべきではない3つの理由

  • 顧客側が簡単だと思っているが、実はいろいろな条件が必要な作業である
  • 修正の具合の折り合いがつかない
  • 修正しすぎた写真は「あなたの結婚式」の写真ではなくなってしまう
いかがでしょうか。それでも直したい、という方もいるでしょう。その場合はレタッチをやってくれる会社もあるので、探してみることをおすすめします。
 
KOBATONE 小林嘉明

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結婚式の写真屋さんをしています。小林嘉明(こばやしよしあき)といいます。KOBATONE(コバトーン)というブランドを立ち上げて写真を撮影しています。サイトを通してこれから結婚する人へ情報提供をしています。 KOBATONEについてはこちら

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