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ブライダルフェアとは?得する為に確認すべき3つのポイント

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意外と説明がない場合が多い

「とりあえず、ブライダルフェアに参加してみてください!」そんなことを式場やプランナーさんにあなたも言われていないだろうか。

はて?そもそも何をするイベントなのか?

そんな状態のあなたに、今回は押さえておくべきポイントを簡単に絞って紹介しよう。知っておくことで最終的な値段が安く抑えられる場合もあるので、ブライダルフェアがどんなものなのか、さっくりとでもわかってもらえれば役に立つと思う。

ブライダルフェアとは

一言で言うなら「予約会」

ブライダルフェアを簡単に言うと「予約会」だ。結婚式に関わる商品は非常に多く、あるプランニング会社によれば決定しなくてはならない項目は400個程もあるという。高いお金を払うのだからちゃんと一つ一つ見てそれぞれ選びたいものだが、なかなかそうもいかない。なぜなら、生花のブーケや引き出物のお菓子などは日持ちしないため、会場側は不定期にやってくる新郎新婦一組ずつに見本を用意するわけにもいかないからだ。

そもそも、その用意にもお金がかかってしまうし、そうなると新郎新婦に最終的には負担がかかる。そこで、新郎新婦に1日でほぼすべての商品を実際に見てもらえるイベントを開催しよう。というのがブライダルフェアだ。

開催場所

会場には1つの建物を使うことが多い。数部屋に分けてある場合、大きな一部屋で行う場合等様々だが、「引き出物コーナー」「写真コーナー」のように各商品は整理されたレイアウトでブースが設置される。新郎新婦はそこを回りながら結婚式で使う商品を選んでいき、会場を一巡すれば実際に注文する商品を一気に見られるしくみだ。

東京ビッグサイトなどで開催される趣味や専門職系のイベントなどに参加したことがある人はそれを想像してもらえるとわかりやすいと思う。あれの規模が小さくなったものだ。

 

プランニング会社や業者についてわからない人は

以前の記事「結婚式にプロデューサー?結婚式のプロデュース会社とは?」を参照してほしい。

開催時期

プランニング会社によるが、開催は年に3〜5回、という場合が多い。自分たちの結婚式の3〜4ヶ月前に開催されるタイミングで参加する新郎新婦が多い。各々の事情でに直前になってしまったり、1年前などものすごく余裕がある場合もある。他と違うからと言って焦る必要はないので、安心して参加してほしい。

スタイル

あくまで行うのは「予約」の場合が多い。「仮予約」「仮決め」「仮決定」などと言葉を変えて呼ばれることもある。新郎新婦からすれば、全てのブースを回ってみてようやくリアルな予算がわかるため、総額をみてからいろいろ調整する必要がある。なので、ブースを回っているその場で実際に支払いが生じたり、実際の契約になったりする場合はほとんど無い。

具体的には、一旦自分たちがブライダルフェアで選んだ商品をプランナーさんがまとめて見積もりを作成し、それを見ながらプランナーさんと相談の上で最終的な購入につながっていく。なので、ブライダルフェアは「予約会」という言い方が正しいのだ。

もちろん、例外もあるだろう。上記は一般的に多いと言うだけで、私も全ての結婚式場を回ったわけではないから、違う会場もある。あなたの選んだプランニング会社の方針や商品の特性上その場で購入になる商品があるかもしれない。それによって大きな違いとなるので、確認してから参加できるとベストだ。

ブライダルフェア参加のメリット

専門家・プロに相談ができる

プランニング会社というのは自社のテイストに合った各種の業者を揃えて代理で販売する組織で、プランナーさんというのはあなた達新郎新婦に直接接客をする担当者だ。(フリーのプランナーは除く)

そのため、各商品のプロというのはプランナーさんの向こうにいる各種業者ということになる。

普段プランナーさんから聞ける内容というのは、全体を見通した意見で有意義だが、専門的な質問をするならやはりその業者にしたほうが早い。多くのブライダルフェアは写真なら写真の業者が来て説明してくれるので、より踏み込んだ質問もできるだろう。

実物が見られる

最初に話題に出した生花など、保存状態に制限のあるものや、実際に触れないと確認できないものが見られる。もちろん、大掛かりなものや高価なものになると無理な場合もあるが、実際に携わっているスタッフから説明を聞くこともできる。

値引きやおまけなどの「特典」があることもある

新郎新婦にはこの特典を狙って参加する人も多い。「ブライダルフェアの時点で注文が成立したら〇〇がおまけで付きます」等の特典が用意されていたりする。もちろん、ない場合もあるので留意してほしい。

ブライダルフェア参加のデメリット

注意点は「事前確認」

基本的にデメリットはない。しかし、どういうイベントなのか理解して参加していない場合はちょっと混乱するかもしれない。というのも、ブライダルフェア参加前に既に予約していた商品があったりする場合、同じ商品をもう一度予約する形になったりもする。しかも、それに別の商品とセットで割引がついている場合などもあるので、事情が複雑だ。ダブっているのではないか?割引の対象外になってしまうのではないか?等心配になるだろう。

これについてはケースバイケースなので、それぞれ確認しなくてはならないが、ブライダルフェア当日に確認するのは難しい可能性が高い。なぜなら、ブライダルフェアは大掛かりなものになると一日に数百組の新郎新婦が来るためだ。

自分たちの情報をまとめてくれているのは担当プランナーさんだが、彼らも忙しくしている場合が多く、なかなか確認が取れない。なんてこともある。なので、参加前に確認しておけるのが最も安心だ。もし、事前に確認できなかった場合、ブライダルフェア中はちゃんとメモをしておいて、後日確認しよう。

各ブースで確認できる場合もあるが、基本的に「写真ブースは写真のことだけが専門」のような場合が多いので、他の商品とのセット割引のようなケースには特に事前確認が安心になる。

見積もりの秘密

からくり

携帯のプランでもなんでもそうだが、見積もりというのはだいたいからくりがある。経験があると思うが、だいたい最終的には提示額よりも高額になる。ブライダルもいっしょだ。ブライダルで最も多いのは「各種商品を最低価格商品で埋めた状態の見積もり」を提示している場合だ。

結果的にそれぞれの商品のランクが上がり徐々に値段が上がっていくことになる。

あまり囚われないこと

ちょっと注意点があります。この見積もりは初期に貰える場合が多いので、ブライダルフェア参加前に持っていることも多い。ありがちなのがこの見積もりに固執してしまうことだ。見積もりを提示されると、なんとなくもうそれでいかなくてはいけないような気分になる。だが、値段は最低価格表示になっている場合が多いので、「あなたに合う商品」ではない場合もある。

あまりに見積もりにとらわれてしまうと後悔するかもしれないので、ブライダルフェア参加前の見積もりというのは参考程度に留めるのがいいだろう。

ブライダルフェアの賢い参加方法

まず事前確認

  • 「予約」なのか「購入」なのかハッキリさせる
  • 事前予約や特典をもらっている場合、それらとの組み合わせができるか聞いておく

最低限これらの内容を担当の人に確認しておこう。

そして特典を集める

特典には、「ブライダルフェアの当日に予約した場合のみ適用」というものが多い。そして「予約」であって最終決定は後日というのが重要だ。つまり、特典があるもので一旦押さえておいて、考えてから変更できる。

 

ブライダルフェア当日はテンションが上っていたり、いろんなものを同時にみたりするので金銭感覚もよくわからなくなってしまう。冷静に後日相談して決めたほうがいいケースが多いだろう。

 

なので、この「後日変更」での特典の扱いがどうなるかも確認しておければさらにお得に商品が選べるだろう。場合によってはブライダルフェアに参加さえしておけば特典が付けられたり、当日でないと適用不可など様々なケースがある。各ブースで確認してもいいが、最終的な決定権はプランナーやプランニング会社にあることが多い、これも事前確認がベストだ。

最後は二人の価値観で

そして「お得」に目が行き過ぎてもよくない。最終的なゴーサインは二人の大切にしたい価値観に合わせてほしい。自分たちが結婚式で実現したかった内容は何だったか、ゲストにどうしてほしいか、一旦金額とは別でも考えてみよう。金額は、そこに釣り合うかが最も重要だと考える。

 

結論:確認しておくべき3点

  1. 予約か購入か
  2. 決定済み内容との組み合わせ
  3. 特典の適用ルール

ぜひ、この三点を確認して有意義にブライダルフェアを回ってほしいと願っています。

 

皆様の結婚式選びの参考になれば幸いです。

KOBATONE 小林嘉明

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