結婚式の話

東京會舘はオススメの結婚式場!プロカメラマンが写真付きで徹底解説!

こんにちは!
カメラマンの小林です!

東京は丸の内にある結婚式場、東京會舘さんが素晴らしいので、結婚式カメラマンの目線から徹底的に紹介したいと思います!

写真もたくさん載せますのでぜひゆっくり見ていってくださいね!

今回お届けする内容はこちら

東京會舘のオススメポイント5選

・アクセスがめちゃめちゃ良い
・スタッフが親切
・きれいな写真をバリエーション多く残せる
・料理がおいしい
・建物がキレイ

まとめるとこんな感じです!詳しく説明していくので、よろしくお願いします。

東京駅丸の内口から徒歩10分!東京會舘は抜群のアクセスが魅力!

遠方からのゲストや親族も嬉しい『東京駅』から徒歩10分!

地方出身のカップルは、ゲストが遠方になりがち。遠路はるばる来てもらって、さらに慣れない東京で迷子になる…そんな事態は避けたいものです。
せっかく来てもらうゲストのためにも、新幹線やバスでのアクセスが容易な東京駅は非常にありがたいですよね。空港も行きやすいですし。

しかも丸の内口から徒歩10分!かなり近いんです!

東京駅は非常に大きな駅なので、出口がたくさんあります。1番わかりやすい出口が丸の内口かと思いますので、行き慣れてない方は丸の内口から行くルートがおすすめ。

Googleのマップも貼っておきますね。

絶対道に迷わない!地下鉄直結で東京會舘へ

東京会館のすぐ下には地下鉄の駅があります。イメージは『駅からエスカレーター上がったら東京會舘の中』みたいな感じですね。

  • 東京メトロ千代田線「二重橋前<丸の内>駅」(代々木上原方面出口)
  • 東京メトロ有楽町線「有楽町駅」(和光市方面出口)
  • 都営三田線「日比谷駅」(高島平方面出口)

上記3つの駅から『B5出口』を目指せば、もう東京會舘の真下です。高齢な親族がいる場合には非常に助かりますね。

雨でも助かる!地下通路だけで東京會舘から東京駅まで直通!

東京の地下は、かなり広範囲でつながっています。
東京会館も例外ではなく、地下から歩いて東京駅まで行くことが可能です。雨の日や、真夏、真冬などの外を歩くのが辛いときに非常に助かります。

ゲストも足元の悪い中来てもらう必要がないので、嬉しいポイントですね。

ルートは少し複雑ですが、地下の案内に従えば誰でも辿り着けます。

2019年リニューアルオープン!東京会館は建物がとってもきれい

結婚式をやるうえで、建物が綺麗な事は嬉しいですよね!
僕も撮影中にゲストから『スゲー建物だな…』『めっちゃ豪華じゃん…』と言葉が漏れるのを何度も聞きました。

それもそのはず。2019年にリニューアルしたばかりなのでまだ一年ほどしか経っていないんですよ。

インテリアも上品な雰囲気で統一されてるので、どこを見ても映えるようになってます。

個人的な感覚だと、『新丸ビル』みたいな内装だと感じます。日本の古い洋館を感じさせるけど、広くて美しい内装がいい感じです。

東京會舘は料理もおいしい!

東京会館の代名詞と言えば、ローストビーフです!

実はレストランも有名なので、料理の味も超一流。僕もいただいた事があるんですが、最高においしかったです!(撮影中じゃないですよ)

婚礼のときにはパイ包みバージョンがいただけるので、これだけでもテンションが上がります。

ローストビーフ目当てに試食に行ってみるのもありかもしれませんよ(笑)

絶好の見晴らし!東京會舘は皇居を一望できる数少ない式場

東京会館が入っている二重橋ビルは、皇居に面しています。実は皇居周辺の建物は高さに制限があり、規定の高さよりも高い建物を建てることができません。

プランナーさんに聞いたところ、東京会館のバンケットルームは規定ギリギリの高さで作っているそうです。つまり、皇居が1番よく見える場所ってこと!

確かに納得の絶景。ぜひご自分の目でも見てみてくださいね。

東京會舘は意味や由緒を求める人にも嬉しい、歴史ある建物です

実は2019年にオープンした今の建物は『3代目』なんだそうです。最初の建物は1922年に建てられたので、なんと約100年の歴史を誇る建物になります。

バンケットでは代々、芥川龍之介賞や直木三十五賞の授賞式も行われているとの事。

現在はブランドコンセプトとして『NEW CLASSICS.』を掲げて、『新しくて伝統的』な価値観を大切にしているそう。

歴史ある場所ですが、決して古臭さはなく、むしろ洗練された感じがするのはそのためなんでしょうね。

最大640人!それぞれ個性の違うバンケット(披露宴会場)が選べます

バンケットとは『披露宴会場』のことです。

東京会館は7階に

ロイヤル / Sakura / ウィステリア/マグノリア/クインス/アイリス/アゼリア/バイオレット

3階に

ローズ/ソフィー/ダイアナ/グレイス/ジュリア

という名前で、それぞれ大きさやデザインの異なるバンケットルームを用意してます。

なんと、着席で640人、立食なら2000人入るんだとか!(さすがに結婚式でそこまでの規模はなかなか見ないですけどね)

結婚式の公式案内ページに書いてある案内だと、ロイヤル、ローズ、マグノリア、sakuraだけなので、おそらくメインで使用するのはこの4つと思っていいでしょう。

部屋の雰囲気もそれぞれかなり異なるので、良ければ公式サイトも見てみてくださいね。

絶景パノラマビューを生かした美しい東京會舘チャペル

東京會舘と言えばこのチャペルを思い描く人も多いはず。非常に特徴的な構造をしています。

窓と壁が動くことにより、シックで雰囲気のあるチャペルから、一気に開放的な空間へ変貌します!

僕も撮影しながら『おぉ〜…』って独り言を言ってしまいました(笑)

きっとゲストも驚くことでしょう!

ちなみに、着席での収容人数は100名です。

東京會舘は神前式も可能

なんと東京會舘の神殿は出雲大社から分祀(ぶんし)したものだそうです!しかも東京で初めてなんだとか。

分祀というのは、他所の神社から神様を招くこと。
『分霊(ぶんれい)』とも言われていて、神様を分けるような意味合いです。

出雲大社は、島根県にあります。伊勢神宮と並んで有名な神社ですよね。
まつられている神様は大国主(オオクニヌシ)で、日本の元になる国を作った神様です。ちなみにイケメンでモテます。

主に縁結びや福の神として有名なので、結婚式には非常にありがたい神様。

そこの分祀なので、同じ御利益があるってことですね。

東京會舘はスタッフも非常に良いです

プランナーさんをはじめとして、東京會舘のスタッフは皆さんすごく良い方が多いです。そして、スタッフ間の空気も温かい。

これって結構重要なことで、新郎新婦からの質問一つに対して『ちゃんと答えてくれる』姿勢や空気感を作る大切な下地だと思うんです。

そこが東京會舘さんはバッチリなんですよ。

撮影のスタイルとして、『東京會舘専属カメラマン』と『持ち込みカメラマン』の2台体制で撮影させていただくこともよくあります。当然、持ち込みカメラマンは外部の存在。なので、進行などやりにくい点もあると思うのですが、柔軟に対応していただくことが多く感謝感謝です。

さて、おまたせしました!ここからは、実際の流れを見ながら説明していきますね!

東京會舘ウェディングフォトレポート

わかりやすいように、時系列で説明しますね。

一般的な、キリスト教式から披露宴、というパターンです。

カメラマン到着から開始までの間は、東京會舘の外観やイメージを撮れるだけ撮ったりしてます。

【注意】東京會舘では持ち込みカメラマンはメイクシーンの撮影ができない

じゃあまずはお支度風景、と行きたいところですが・・・

メイク室に持ち込みカメラマンは入ることができません。なので、メイクシーンを撮影したい場合は東京會舘専属のカメラマンさんにお願いする必要があります。

僕たち持ち込みカメラマンが撮影できるのは、メイク室を出たあと、館内でのツーショット撮影からです。

東京會舘内でロケーション撮影

螺旋階段でファーストミート

メイク室を出て最初のイベントとして人気なのが『ファーストミート』。きちんと衣装を着たパートナーをお互いに初めて見る、ってことで、結構感動的です。新郎さんが嬉しそうにお嫁さん見てると僕も撮影しながらついつい微笑んでしまいます。

もちろん、やるかどうかは自由なので、やらなくても大丈夫。このお二人は、手紙を新婦さんから読むサプライズまでやっておりました。

シャンデリアや2階レストラン前でロケーション撮影

東京會舘のシャンデリアは特徴的なので、人気スポットの一つです。螺旋階段と合わせて撮影することが多いみたいですね。

この日はお二人の希望で手すりからひょっこり顔を出してるカットも撮影しました。

後ろが赤い壁の写真が、2階レストラン入り口。
レストランなので、営業時間との兼ね合いで行列になっている場合は撮影が難しいそうです。もし撮影希望ならプランナーさんに確認してみましょう。

スタジオ撮影と親族紹介(持ち込みカメラマンは撮影不可)

東京會舘さんで型物写真を注文している場合は、スタジオ撮影があります。型物とは、いわゆる『写真館で撮影するようなカッチリした写真』のこと。

きちんと並んで親族や新郎新婦の写真を残せるので、必要に合わせて注文しましょう。堅い写真はいらないよ、と思うかもしれませんが、意外と後から『撮っておいてよかった』という声の多い商品です。親御さんと相談して決めるのがオススメですよ。

ちなみに、外部のカメラマンは写真室の中を撮影してはいけません。これは東京會舘さんが特別厳しいというわけではなく『ブライダル写真の共通マナー』みたいなものです。

ポーズの付け方や光の当て方ひとつをとっても、それぞれ会社特有の技術が詰まっているので、それを横から盗み撮りするようなことはマナー違反だとされているんですよ。

古いルールなので、最近は知らない人も多いようです。僕は相手の技術へのリスペクトとして守るようにしています。その方が気持ちよく撮影できますしね。

リハーサル〜チャペルでの撮影

東京會舘はリハーサルがちゃんとあります。本番の流れをしっかり全部やってくれるので安心ですよ。

リハーサル後に時間があればチャペル内でも撮影が少しできます。窓(ブラインド)を開放しての撮影はこのタイミングしかできないので、要望があればプランナーさんへ伝えておきましょう。

時間や場所に関することは基本的にプランナーさんが管理します。カメラマンだけに伝えても場所を確保しないと撮影できないので、忘れずにプランナーさんへ相談しましょう。

チャペル挙式(キリスト教式)

一般的な進行のキリスト教式です。

基本は一枚目のようにブラインドが閉じて二人にスポットライトがあたっている状態です。退場前にブラインドが開き、一気に明るくなる流れ。

雨の場合はフラワーシャワーが退場シーンになるそうです。

なお、持ち込みカメラマンは祭壇に上がることがNGです。ただ、祭壇に上がらなくてもそんなに問題ありません。

(・・・むしろ祭壇に上がるって目立つのでOKでも上がらないかもw)

上がらなくてもこれくらいには撮影できます。

フラワーシャワー〜集合写真

挙式が終わると、ウッドデッキでフラワーシャワーができます。もちろん、やらなくてもOK。

そして、上から撮る集合写真があります。
俯瞰集合(ふかんしゅうごう)ともいって、写真室で撮るようなカッチリタイプではなく、ワイワイしてるような雰囲気の写真です。

この日は東京會舘専属のカメラマンさんがメインで撮影していたので、僕は横からメインが撮影できない表情などを撮影してます。

カメラマンを2人にする場合、式場カメラマンをメインにして『マストな写真』、持ち込みカメラマンを『自然なところ担当』にするタイプが多いです。

披露宴(東京會舘マグノリア)

披露宴の写真はたくさんあるので、一気に見せますね。

バンケットは『マグノリア』。7階の一番奥にある部屋です。シックな雰囲気がありつつ、外光もきれいに入ってくるので写真が素敵に仕上がりやすい部屋だと思います。

披露宴終了後のロケーションフォト

最後にも、撮影ができます。

場所や時間に制限がある場合もあるので、プランナーさんや当日のアテンドさんに従いつつ柔軟にやりましょう。どうしても撮りたいカットがある場合はちゃんとプランナーさんに伝えておくと良いです。

ここまで来ると体力が限界になっていることも多いです。自分たちの体力面も考慮しつつ計画するといいでしょう。特に、ゲストの見送りが終わると『やりきったー』って気分になってしまうことが多いです。そこでテンションを抜かず、あと一息頑張ってください!

ちなみに、この日はクリスマス仕様で入り口のライトが全部赤になってますね。普段は温かい電球色です。撮影時間は17時くらい。参考まで。

いかがでしょう?
なんとなく一日の流れがイメージできたのではと思います。

興味があれば東京會舘さんのウェブサイトまでどうぞ。僕への質問は下記ボタンからLINE公式アカウントへ。

yoshiaki-kobayashi

結婚式の写真屋さんをしています。小林嘉明(こばやしよしあき)といいます。KOBATONE(コバトーン)というブランドを立ち上げて写真を撮影しています。サイトを通してこれから結婚する人へ情報提供をしています。

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