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知って安心!結婚写真業者の選び方は4種類だけ!

今回お届けする内容はこちら

結婚写真の選択肢はどんなものがあるのか?

結婚というのはだいたい初めて行うもので、写真がどうとか言われてもわからないで困っていると思う。
結婚式場で勧められる写真業者やネットで調べている写真業者があると思うが、

そもそも結婚式の写真にはどんな形態があるのか?

今回はその全体像をお届けする。

提携と持ち込み

結婚式場にはプロデュース会社がついている場合や、

ホテルや式場が仕切っている場合などたくさんのケースがあるが、

大きく分けると2種類だけである。

それは、そのメインで仕切っている側のホテルや会社と契約している「提携」と、

「持ち込み」と呼ばれる外部の場合がある。

提携している場合

種類

会社と個人事務所の二種がある。

(詳しくは後述)

基本的に、結婚式を運営している会社とは会社同士の契約になることが多いため、会社形態が多い。

メリット

他の業者とセットとして成立しているので、連携が大きなメリットになる。

例えば、近年は会場の特色を打ち出すために、会場特有のパフォーマンスなどをイベントに取り入れる場合があるが、

そういった演出がどこで行われるのか、その流れなどを把握しているのは提携しているカメラマンだ。

カメラマン側からしても毎週決まった会場へ出向くため天候や日差しなど毎週の変化を把握しやすい。

プロでも、撮りやすい、撮りにくいという状況はあるので、重要だ。

また、写真撮影をするために特別に時間や場所を割いてある場合もあり、提携ならではの安定感がある。

デメリット

提携している場合の多くは、契約のため仲介手数料、すなわちマージンが抜かれている。

そのため、提携している場合、料金が高めになる傾向がある。

(別記事結婚式にプロデューサー?結婚式のプロデュース会社とは?も参照してほしい)

最近はマージンを取らない会社や、良心的な低いマージンで提携を行う形も登場しており、

一概には言えない。

だが、多めに設定している場合、50%ほどのマージンを取っている場合もあるため、どうしても最終的な価格は高めになってくる。

提携していない場合

種類

こちらも会社形態と個人事務所形態がある。

持ち込み専門の会社もあれば、個人もあり、こちらは自由に選べる。

メリット

新郎新婦が自分たちの好きな写真業者を選べるので自由度が高い。

好きなテイストの写真業者を選ぼう。

また、価格帯も独自に決められているので幅が広い。

デメリット

提携ではないので、普段提携の業者がいる結婚式場に入る場合に「持ち込み料」(後述)を撮られる可能性がある。

会場独自の演出などは初見の場合があるが、協力的でない会場に入った場合に情報がもらえない場合もある。

ただし、どちらのデメリットも新郎新婦から会場に一言伝えることで防ぐ事もできる。

これについては長くなるので、別記事でまた記載する。お待ちいただきたい。

会場が用意してくれるわけではないので、自分で探す手間が多少かかるのも覚えておきたい。

 

会社と個人(事務所)の違い

結婚式撮影を行っている業者の規模は様々で、

数百人規模の会社から個人一人まである。

個人(事務所)と記載したのは、個人の場合に本当に一人で動いている場合と、小さい事務所の場合があるためである。

会社形態

会社の形態を取っている業者は、その会社の姿勢によって接客・撮影など様々な方面での質が異なる。

さらに、人員としては新人からベテランまで多様な人材を抱え込んでいるため、結婚式当日に担当になるカメラマンというのは実力やキャラクターにかなり幅があることになる。

多様な人材を揃えることで、社内での意見を平均化して商品を作れる。分業によって作業を専門化できる等会社のメリットがある。

個人

 

例外もあるが、個人カメラマンはそのカメラマンごとの特色があり、腕は確かな場合が多い。

何故かと言うと、大概の場合、上記の会社に最初は所属しており、実力をつけた上で独立するカメラマンがこの個人カメラマンだからだ。

もちろん、別業界から来た場合や別業種の人間が突然起業した場合などもあるので、一概には言えないが、個人でそれなりの期間営業している場合「実力で食べて行けている」というのは1つの証拠でもあると思う。

会社よりもよりはっきりとした特色を持っている場合が多いので、ちゃんと写真を見た上で頼むようにしないと自分に合わない可能性もある。注意しよう。

もちろん、好みの写真を撮ってくれるカメラマンを見つければきっと最高の体験になるだろう。

 

注文するなら

このように、会社は「社風ごとに幅が広い」

個人は「より特色がはっきりしており腕もある」という傾向だ。

ここで勘違いしないでほしいのだが、会社の所属カメラマンよりも個人カメラマンが上手いということを言っているわけではない。

社内で競い合い、高い意識で腕を磨いているカメラマンもたくさんいるし、その状況下での方が輝く人材というのも存在する。実際、私の知り合いにもいる。

あなたが注文するときに気をつけてほしいポイントは結婚写真で失敗しない為のたった1つのポイント。でも紹介したようにどんな結婚式がしたいかをしっかり考えることだ。

その上で自分がどういう写真がほしいかをちゃんと考えてほしい。

 

「他の人はやってない!あなただけの特別内容!」みたいなことにこだわる必要はないし、

奇抜さを求める必要はないと思う。

「家族とのひと時をちゃんと記録してほしい」とか

「楽しそうな雰囲気が残ってると嬉しい」みたいな内容こそ重要だとKOBATONEは思う。

 

持ち込み料

提携でない業者を持ち込むことで発生する料金。会場や仕切っているプランニング会社に払う。

前述のように会場や仕切り側はマージンを取って稼いでいるため、持ち込まれると利益が出ない。

そのため、持ち込みを防止するために設置しているところが多いようだ。

2万円以内のような金額の場合から20万円という思い切った金額まで存在する。

かからない場所もある。

交渉次第ではかからないようにできる可能性もあり、それもいずれ記事を書こうと思います。お待ちを。

まとめ

このように、結婚式の写真業者には

「個人」「会社」の形態があり、

「提携」「持ち込み」の参入方法がある。

 

提携は殆どが会社。

持ち込みは個人も会社もどちらもある。

 

説明会や内覧会などの結婚式場の見学時に写真を見せてもらい、テイストやサンプル写真に不満がなく、ある程度の仕上がりの幅があってもOKなら、自分で探す手間のかからない「提携の会社」でもいいだろう。

自分で少し探す手間をかけられて、より確実に実力のあるカメラマンに頼みたいなら「持ち込み」という選択肢になってくる。

なお、持ち込みの場合でもよりサンプル写真に近いテイストになるのは「個人」だ。なぜならサンプル撮影者がその人物である場合がほとんどだからだ。もちろん、会社の形態でもカメラマンごとに見本を提示してくれる場合はその限りではない。

極端に安い価格を狙っている場合も持ち込みになる可能性は高い。安価を売りにしている所も多い。

 

ということで、あなたの結婚式の写真選びの参考になれば幸いだ。

何より大切なのは結婚式そのものの意味だと思うので、ぜひ見失わずにいい結婚式を実現してほしい。

KOBATONE

 

yoshiaki-kobayashi

結婚式の写真屋さんをしています。小林嘉明(こばやしよしあき)といいます。KOBATONE(コバトーン)というブランドを立ち上げて写真を撮影しています。サイトを通してこれから結婚する人へ情報提供をしています。

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