ネットで結婚写真を探していて、商品内容に「撮影データ」と書いてあって疑問に思ったことありませんか?
正直聞きなれない言葉ですよね。更に場合によっていろいろな「データ」が登場するので、今回はその説明をします。
混乱の解決に役立ててくださいね。
ネットで結婚写真を探していて、商品内容に「撮影データ」と書いてあって疑問に思ったことありませんか?
正直聞きなれない言葉ですよね。更に場合によっていろいろな「データ」が登場するので、今回はその説明をします。
混乱の解決に役立ててくださいね。
結婚式場が用意している写真の内容とは別に、外部の写真屋さんを使うことを「持ち込み」といいます。式場に紹介してもらった写真屋さんに不安がある場合や商品のレベルが低いと感じた場合、価格設定に疑問を覚えた場合や、より高いクオリティーの商品を望む場合、そしてお気に入りの写真屋さんがいる場合などに使える方法です。今回は持ち込みの全体像を紹介します。
費用対効果を高くすることができる
自分好みの写真が選べる
会場からの圧力で制限がかからない
この3点が主なメリットです。1つずつ見ていきましょう。
式場でもともとセット販売されている写真は、式場やプランニング会社と提携した写真屋さんが下請けとして受注しているものです。なので全ての商品にマージンが上乗せされており、価格が高額になる傾向があります。僕が経験したことある会社でも、新郎新婦が支払う料金の半分が結婚式場やプランニング会社に持っていかれてしまうところもありました。このマージンのため、写真の価格が内容に比べて高くなる傾向があり、同じ価格を払うのであれば持ち込みの写真屋さんの方が比較的高いクオリティーが得られる傾向にあります。
また、要望への対応力も差が出ます。提携のカメラマンは同じ場所で毎回同じような撮影を繰り返すことが多いため絵柄がいつも同じになってしまいます。実際、ひどいケースではどのシーンで何枚この場所から撮影して、必ずこの大きさで納品、みたいな規定が決まっていて完全に流れ作業の撮影をしている会社もあります。それに対して持ち込み業者はいろいろな会場に入っているため多様な撮影環境で鍛えられています。そのため、画作りや撮影に関してかなりフレキシブルな能力を持っています。
式場に用意されている写真会社は多くても2社程度です。そのためテイストはあまり選べません。
その点、持ち込みであれば世の中にある全ての業者が対象になりますから選択肢は数限りなくあると言っていいでしょう。商品の納品形態や撮影の内容なども会社によって全く違いますのでそういった点から選ぶのもありです。
会場と提携している写真業者は、会場からの指示で枚数が制限されていたり撮影内容に制限があったりします。わかりやすいのが写真の枚数による差別化です。
だいたいの会社が高い価格から安い価格までで幅を持たせて商品を販売しています。商品同士の差別化を図るため、プランの間で明確な違いとして枚数に差を設ける場合が多いです。安い商品は300枚撮影ですが、高い商品は500枚も撮影できますよ。みたいな感じです。しかし、そこで枚数に差をつけてしまっているが故に安い商品が高い商品の枚数を超えないようにしなくてはいけないのです。本来、結婚写真は撮影したお客様にしか渡さないものなので、他のお客様が自分より写真枚数が多いかどうかなんてわからないものです。しかし何故か枚数に制限がかけられてしまうことが多いのです。
これに対して持ち込み業者の場合は枚数制限等の縛りはありませんので取りたいだけ枚数をたくさん取ることができる場合が多いです。
他にも、価格の差別化のために撮影場所に制限がされていたりする場合もありますので撮影したい内容が明確にある場合はその場所が含まれていないか気をつける必要があります。
撮影に制限が入ることがある
持ち込み料設定されている場合がある
調べる手間がかかる
次にデメリットについて一つずつ見ていきましょう。
会場やプランニング会社側から「いつも入ってるカメラマンのみチャペルは撮影可能です」みたいな発言がよく見受けられます。持ち込みに対しての防止策なんだと思いますが、そもそも当日にそんなことをする意味がわかりません。とにかく制限されてしまうのです。
持ち込みカメラマンはその日初めて会場に行くことも多く、もしかしたら動きが悪く挙式の邪魔になってしまう可能性もあります。会場サイドとしては心配な面もあり、そういう意味ではわからなくもないですが、ほとんどが次回に持ち込ませないための口実です。
実際にあった例として、持ち込みカメラマンは挙式中はゲスト席に座りながらでないと撮影ができない。さらに通常では披露宴終了後に新郎新婦のツーショット撮影がありますが、持ち込みカメラマンだけそれを禁止される。などかなりきつい制限をされる会場も実際にあります。
同じく会場側やプランニング会社側が持ち込みをさせないための施策でもありますが持ち込み料が設定されていることがあります。理由は簡単で、持ち込みされてしまうとマージンが取れないためプランニング会社に利益が発生しないからです。
持ち込む際には自分で持ち込み業者を調べる必要があります。会社によってシステムが違うので、単純比較は難しく、何を基準に決めるか難しいです。
ある程度の情報を集める必要があるので学習コストがかかります。
以前の記事でなるべく手間を少なく好みの写真業者を見つけられる方法をまとめたのでこちらも参照ください。”すぐできる!実際に写真を見て探せる結婚写真の効率的な探し方の3ステップ”
メリット
デメリット
写真の持ち込みについてメリットデメリットを並べましたが、自分に合った業者を見つけることができれば最高の体験ができるでしょう。持ち込みを検討する際の参考の一つにしてみてください。
KOBATONE 小林嘉明
ふと結婚式関連で検索をしようとした時、招待状などの印刷物やメールを打つ時、気になった人も多いと思います。
ウエディングなのかウェディングなのか。ちょっとの違いですが、検索する時に困ったりするのも面倒です。今回はそんな表記の話をしましょう。
はい、そうです。結論から言うならば、ウエディングだろうとウェディングだろうとどっちでもいいです。問題ありません。
元の単語はwedding
どちらかと言えば「ゥェッディング」みたいな発音です。エだけじゃなくウもグも小さい感じ。
外来語なので正確な表記はありません。しかし、ここで着目したいのは検索結果です。あなたが結婚式の情報をネット検索する時に、この単語の違いで結果が違うのならば、それは大きな違いを生みます。
検証してみましょう。
Googleといえば世界最強の検索エンジンです。Googleはよりよい検索結果を出すために検索する単語にマッチした検索結果を返せるように仕組みを作っています。もしこれが、表記の違いで検索結果に影響が出るならとても困りますね。全く違う結果が出るなら単語を切り替えて二度三度検索しなくてはいけませんから。そこで、Googleでウエディングとウェディングが違うのか検証します。
Googleを使ったことがあれば見たことがあると思うのですが、間違った表記、つまりスペルミス等で一文字多いとか、隣のキー押してるとかそういうミスを修正してくれる機能があります。
こんな画面が出るやつです。ここではヤフーのつづりを故意に間違えてみました。自動で正しいつづりの検索を行ってくれていますね。このように綴りが間違えていた場合は補正してくれていることが検索窓の下を見ればわかるのです。これをまず検証します。
このように、どちらも表記の補正はかかりませんでした。ここから予想できるのは、Googleがこれらのキーワードを同じものとして扱っている、もしくは全くの別物として見ている可能性がある、ということです。
Googleには予測サービスがついています。単語を1つしかいれなくても、よくセットになる検索内容を予測して表示してくれる機能です。さっそくウエディングとウェディングで見比べてみましょう。
上にあるものほどよく検索されるものと予想されますが、上位4つは同じようですね。ドレス、ソング、英語、髪型というのは確かにみんな気にして調べそうな内容ですね。それ以下のキーワードはどうやら差がありそうです。人気があり、よく検索されるものが一致しているあたり、そこまで大きく検索結果に差は無さそうです。
ここで検証1のウエディングとウェディングの検索結果にもどりましょう。今度は大きくしますね。
ちょっと検索結果が違いますよね。ウェディングの方の検索結果の一番上にある「広告」と緑で小さく書いてあるものは、企業がお金をGoogleに払って出している広告です。それを除けばだいたい同じのようです。下の方まで行くと多少の違いはありました。ちなみに、埼玉の検索結果がでているのは、KOBATONEの拠点が埼玉県にあるため埼玉の検索結果が優先されているためです。
他の検索結果が異なっていたサイトもちょっと覗いてみましたが、サイト内での表記がウェディングならウェディングで、ウエディングならウエディングで上位に来るような雰囲気でした。しかしだいたいどちらでも出ています。Googleの細かいアルゴリズム(検索の仕組みやルール)を解き明かすことはできませんが、だいたいそんな感じのようです。
だいたいのルールはわかりましたが、検証2で調べた予測検索の下位にあったキーワードは違うものとして扱われている可能性があります。ちょっと調べてみました。
ウエディングorウェディングとネイルで検索しました。だいたい同じですね。今度はイメージも表示されています。スクリーンショット撮りきれなかった範囲も検索結果を見比べてみましたが、ほとんど同じでした。多少の順位の上下はあれど、だいたい同じ結果です。予測でのズレは、ウエディングで探すかウェディングで探すかで一緒に検索される組み合わせの違いのようですね。つまり、ネイルを探すタイプの人はウエディングと書く多いということです。ニッチすぎる雑学ですね(笑)
わかったことをまとめます。
さすがGoogleですね。とても便利な結果になりました。探す内容によってウエディングかウェディングで悩む必要は無さそうです。基本的に同じ結果が表示されます。ちなみに、weddingで検索すると全く違う結果が出ますよ。海外の写真を探す時などは情報多くなるのでオススメの方法です。
いかがでしょう?皆様の情報探しの参考になれば幸いです。
KOBATONE 小林嘉明
せっかくの結婚式の写真、撮ってほしい内容がたくさんあるー!っていうあなた。実は、あなたの伝え方次第でうまくいかない可能性もあるんです。せっかくならちゃんと撮りたいですよね。今回は、あなたの要望を的確に伝えて、ちゃんと撮れる確率を高める方法をお伝えしますよ!
カメラマン以外、具体的にはプランナーに要望を伝えてください。繰り返しになりますが、写真を撮るには時間と場所が必要になってしまうので、結婚式の予定自体に工夫が必要になります。それはカメラマンの裁量で突然変えられるものではありません。プランナーやキャプテンといった人たちが組んでいる予定があるのです。カメラマンしか要望があることを知らなかった、なんて事態になると、場所や時間を確保してもらえず、かなり無理矢理撮影することになってしまいます。画的にもベストとはいい難い感じになってしまいます。プランナーさんがあらかじめわかっていれば、撮影時間を組み込んで予定を組んでくれる場合もありますので、ぜひ伝えてみてください。
あと、余裕があればアテンドさんやメイクさんにも伝えてください。撮影に合わせてアクセサリーの位置を考えてくれたり、撮影時にドレスを直したりということもありますので、撮影時の大きな力になります。メイクリハなどがある場合はその時が良いと思います。
そして伝え方ですが、こだわりの強いカットには実際に写真があるといいですね。さらに言えば同じ会場で撮られた写真があれば尚良いです。過去にある実例なので実際に撮れる可能性が高いです(実は合成写真だった、なんてこともあるので、それでも撮れない場合もあります)。屋内の会場なのに海の写真貼られても無理、ということです。
写真だけでは逆に勘違いを招く場合があるので、文字も足しておくといいと思います。例えば、あなたは「後ろ姿のドレス」を撮って欲しいと思って写真を貼ったとします。
このような写真を貼ったとしましょう。するとカメラマンは後ろ姿だけでなくロケーションや光も考慮するので「階段で撮る」という内容も重視します。カメラマンとあなたとでは写真を見た時に把握する内容が異なるのです。これは「階段で撮影したい」という要望がお二人にない場合、階段がある場所への移動などで時間をかけてしまう要因になったりします。
その時間があればもっと種類多く撮影できるかもしれませんよね。
なので、どれくらいその写真に対してこだわっているのかという温度感や、どのポイントが欲しくて写真を選んだのかを書いてもらえるととても助かります。具体的には
が記載してあるといいですね。今回の例で話すと、「階段じゃなくてもいいです」「ドレスの後ろ姿があればOK」「場所や細かいポイントはおまかせします」みたいな説明があればとてもスムーズです。
写真だけでは「絶対にこの写真と同じがいい!」なのか「後ろ姿」だけが要望なのかがわからないのです。前者ならば写真があったほうがいいのは間違いないですよね。しかし、後者であれば文章や言葉だけでの要望でもいいですね。いずれにせよ、確実に内容と意思を伝えることが肝心です。
おまかせというのもアリです。大概の場合、どう撮ったほうがキレイかというのはカメラマンのほうが詳しいです。会場内のおすすめポイントも詳しかったりします。カメラマンによって得意な写真も違います。どうしても押さえたい内容だけを伝えてあとはおまかせ、というのがカメラマンのポテンシャルを引き出す方法の1つだと思います。もちろん、おまかせするのが危ないレベルの低い業者の場合もありますから、一度本番で撮影した写真を見せてもらってから任せるか考えましょう。
結婚式は順番が決まっています。従って、撮影できるタイミングが限定されるものが存在します。例えばベールアップを撮影してほしければ挙式中。ケーキカットなら披露宴ーーーーというように「絶対にそのタイミングでしか撮影できないもの」を軸に考えましょう。といっても内容はわりとギリギリの日程まで確定しなかったりするもの。自分たちの挙式予定がまだまだ先で内容が未確定ならスタンダードな順番を目安に考えておいて、確定したら変更していくスタイルがおすすめです。
参考までに、スタンダードな順番は
が多いのでまだ内容が決まっていない方は一旦これで考えるといいでしょう。
披露宴中に中座でお色直ししたり、披露宴開始前に挙式とは違う衣装になる場合、当然ですが着替えてしまったら前の衣装には戻れません。2ショットを撮影するタイミングがいつなのか予め確認しておきましょう。2ショット撮影のタイミングによって使える撮影場所も異なりますので、自分たちの内容でどういう流れになるのか確認しましょう。2ショットタイムは基本的に一着に対して一回あることが多いです。
カメラマンがポーズを指示して撮影できるのは2ショットタイムだけなので、二人だけで撮る写真はここにまとめましょう。
順番が確定したらそれぞれ順番にまとめましょう。そうすることでカメラマンは順番にチェックするだけで済みますし、プランナーはイベントの順番が組みやすくなります。
また、このときに衣装やイベントに関係ない「いつでも大丈夫」な内容が出てくることもあると思います。それはそれでまとめて記載して置くと安心です。
最後にやること順にまとめましょう。
やることはたくさんですが、ぜひバッチリ撮影できるようにがんばってくださいね!相談前に資料まで作ってしまうと作り直しなどが面倒だと思いますので、確認しながら作っていくといいですよ。また、順番が入れ替わっても編集しやすいようにパソコンで編集するのがおすすめです。
皆様の結婚写真選びの参考になれば幸いです。
KOBATONE 小林嘉明
素敵な結婚写真を探そうにも、どこから探せばいいのかわからない。ネット検索したときも、検索結果だけだと写真の雰囲気まではわからないですし、ヒットしたページを全部開くのも手間ですよね。おまけに開いてもわからないときもあります。そもそもネットで検索しようにもなんて検索するのか困ります。
そんなあなたに、実際に写真見ながら結婚写真業者を探す効率のいい方法を伝授しますよ!
検索するときに困るのが、なんとなく頭に写真が思い浮かんだりしても
それをなんと呼べばいいのかわからない
ってこと。それがわかれば探しやすさは格段に上がりますよね。ではまず、写真を見ながらそれを憶えてしまえる方法を教えますね。
携帯でもパソコンでも大丈夫です。まずInstagram(インスタグラム)に行きます。あまり突拍子もない場所の写真が出てこられても困るので、まずは自分たちが結婚しようと思っているホテルや会場の名前で検索してみましょう。
今回説明で使用するのはパソコン版の画面です。
試しに今回はホテルの老舗ニューオータニさんのInstagramにしました。次に写真好みの写真をクリックして行きます。今回は右上にしましょう。
これが開いた状態です。画面右の白い部分に情報が掲載されています。そのなかでも「#大人婚」みたいな#から始まる青文字のリンクが「タグ」と呼ばれる写真をジャンル分けする機能です。さらにこのタグをクリックしていきましょう。
はい、こんな感じですね。クリックするとそのタグがついている写真が再度検索され、まとまって表示されるのです。(この時点でニューオータニさんの写真ではないです)。大人婚というのはおそらく大人っぽい高級感や雰囲気のある結婚式的なニュアンスだとおもうのですが、こうでもしないとなかなか知らない単語ですよね。このようにして独特の言い回しを知りましょう。人気のある会場はこのようにしてInstagramを使っていたりすることが多いので、自分好みの写真がどういう呼び方なのかを知るいい方法だと思います。同じ要領でどんどん写真から写真に飛んで行くこともできますので、お気に入りがあれば探ってみましょう。
また、1つの写真だけでは意味の分からない言葉もこうやって複数の写真を見てみると理解が進みます。特に最近は他の会場と差別化するために新しい呼び方がたくさんできているので、このようにして調べるのが速いと思います。会場によっては雰囲気が合わずに撮れない写真ももちろんありますので、会場名から検索するのが一番無駄がないのです。
まだ結婚式の会場が決まってない人は写真から探すのはいかがでしょうか?「#結婚式」で検索して、気に入った写真が撮れるような会場を探すのです。今回の例で言えば「#大人婚」から探して「#ニューオータニ」を見つける感じです。写真を重視するならおすすめの方法ですよ。
次にPinterest(ピンタレスト)です。Instagramよりマイナーなので知らない方もいると思いますが、気に入った写真をどんどん集められる便利なサービスです。「ピンする」という保存方法で集めるようになっていて、集めた写真は自分のアカウントに保存されます。携帯やパソコンにダウンロードされるわけではないので、容量が重くならないのも便利なポイントです。
ピンタレストの優れているところは自分が保存した(ピンした)写真に関連する内容を自動的に選別して紹介してくれるところです。早速先程のInstagramで言い回しがわかった「大人婚」で検索します。
先程同様に大人婚にしました。雰囲気は同じですね。気に入った写真があればピンしていきます。中央上部の写真にしましょう。
開くとこんな感じです。右上の画鋲マークがついている赤ボタンが「ピン」です。これを押して保存していきます。さらに画面を下にスクロールすると、関連した画像も表示されます。
ここから更に保存していくことが出来ます。このように芋づる式に写真が集まるのがPinterestの強みです。
また、いくつか写真をピンしておくとPinterestが似たジャンルの写真を表示してくれたり通知をしてくれるので、放置しつつ通知を開くだけでどんどん関連画像が集まります。そのまま写真の要望を出すときにも使えたりしますので、時間がある方はこの方法でゆっくり集めてもいいでしょう。
Pinterestは芋づる式でいいのですが、実際に開いてみるとタグが見えにくく、Instagram的に探すには不向きです。なのでInstagramから始めたほうが効率よく検索ができるでしょう。
Pinterestにしかない機能としてサイトへの直接ジャンプがあります。Pinterestは写真をいろいろなサイトから引っ張ってきて表示しているので、逆にそのサイトへ行くこともできます。写真業者や結婚式場のサイトから表示している写真が多いので、めちゃくちゃ気に入った写真があれば、そこから写真業者へ行けたりもします。
各写真の下に表示されるグレーの「読む」ボタンから飛ぶことが出来ます。
そして、最後はGoogleです。今まででわかった写真の名前を入れて検索することでグッと希望の内容に近づくはずです。例えば、場所や地域、結婚式のジャンルなどを入れて一緒に検索すると良いです。
「写真 大人婚 レストランウエディング 赤坂」
みたいな入力でかなり絞れます。会場を使う場合でも使用できますね。画像検索にすれば会場の写真も表示されます。
かなりそれっぽい写真がヒットしているのがわかるかと思います。Googleの場合はPinterest同様そのまま写真のサイトに飛ぶこともできるので、写真探しに役立ててください。
写真に対する造語はどんどん増えてます。今回の「大人婚」とかですね。どんどん新しい単語が出てきているので、反対に言えばこれらの単語を使って宣伝されていない写真は今回の探し方ではヒットしません。つまり写真が載った時期がちょっと古いとヒットしないのです。あるいはInstagramやPinterestに登録されていないサイトやサービスです。写真をどんどん宣伝している会社はこういった単語に敏感でInstagramやPinterestもやっている可能性が高いので、流行りの傾向の写真が好きな人には向いている検索方法と言えます。
反対に、老舗を探そうとするとあまりヒットしない方法かもしれません。会場自身がそういった宣伝をしていない場合もあるので、そこはGoogleの通常検索で探すようにするといいでしょう。中には老舗だけど新しいことに挑戦的みたいな会場もあるので、なんともいえませんが。
最後に順番をまとめてシメましょう。
いかがでしょうか。皆様の結婚式準備の参考になれば幸いです。
KOBATONE 小林嘉明
会場に入ってる業者は高いし、その割にたいして良く感じられない。
そう思って別の会社を探して「持ち込み」をしようとしてる人も多いのでは?
実際、費用を安く抑えるため、やりたい内容があるから、そんな理由で結婚式に外部業者を持ち込みする方も最近多いです。
しかし、持ち込みをする、ということはスタッフ側が初めてのチームになるということです。
ここでは、そのときに気をつけておくべき内容をお伝えしますね。
ドレスでも、メイクでも、写真でも、持ち込みにはそれなりに持ち込むメリットがあります。
内容が自由になる、比較的ハイクオリティなものを得られる、金額が抑えられる、といったところです。
しかし、あまり語られませんが、反対にリスクもあるのです。
スタッフはそれぞれのジャンルのプロなので、当然タスクを完遂するように仕事をします。
しかし、会場やまわりのスタッフの連携なしではそれはなし得ないのです。
例えば、写真を撮るには場所が必要です。
散らかったメイクルームでチャペルの写真を撮れと言われても無理ですよね。
でも、実際にあるんですよ。こういうこと。
結婚式の準備は複雑にものが絡み合っているので、常に何かをしている裏では別の準備がされていたりします。
それぞれの仕事のプロが、優先したい内容があり、それが噛み合わないこともあります。
今のたとえで言うならば、
カメラマンはチャペルで写真が撮りたい
チャペル準備スタッフは今チャペルの準備がしたい
ということです。
このときに双方共に判断する必要があります。
などなど、非常に複雑なやり取りをする必要がありますし、
お互いに結婚式の流れを熟知している必要があります。
分刻みの状況変化になるので、スタッフ間だけではなく新郎さんが緊張してトイレに2分篭った。というだけで状況が変わったりします。
それをスタッフ間の連携で上手く回す必要があるのです。
さて、
持ち込みに話を戻しましょう。
持ち込み、ということは、現場のスタッフとは初めて組みますし、ローカルルールもわかりません。
なのでこの連携が取りにくい可能性があるということです。
もちろん、持ち込みでも経験豊かなスタッフ同士なら全く問題にならない場合も多いです。
しかし、なるべくならこの可能性は排除したいですよね。
次はその対策の話です。
持ち込み料を設けたり、持ち込みを嫌う会場には、持ち込みを排除しようとする力が結婚式の現場でも働きます。
当然、連携も取りにくい状況で、なかなか困ります。
嫌がらせまがいの行為をされることもあります。妨害みたいなものです。
反対に、持ち込みOKを謳っている会場は持ち込まれることや新しい人と組むことになれているのでとてもやりやすいです。
しっかり連絡もしてくれますし、撮影の許可も出してくれやすいです。
まあ、あくまで傾向です。絶対じゃありません。
スタッフの個人差による違いがありますので、違うことも多々あります。
しかし、どういう気質の会場なのか、打ち合わせ時に意識してもらうと話を進めやすくなると思います。
頭の片隅にでも置いておいてください。
プランナーさんや会場との打ち合わせ時に
あなたがどれくらいの熱意で写真を撮りたいのかしっかり伝えておきましょう。
あるいはメイク、衣装について、持ち込んだからにはどれだけこだわっているのかを打ち合わせ時にしっかり共有してください。
相手に「あ、このポイント外すとヤバいんだな」と印象を持たせられれば成功です。
相手の中の優先順位を高く設定するのです。
写真に関しては
「自分たちが信用して依頼した人なので、失礼がないようにしてください」とまで言ってもらえれば上々です。
少なくとも、嫌がらせレベルの内容はこれで防ぐことができます。
いかがでしょうか。
大切なのは、持ち込むものが、
「持ち込むくらいだからそれだけ気合入ってるんだよ。大切にして。」
と伝えることです。
これでグッとスムーズさが増すはずです。
結婚式は人間が運営しているものなので、意識をしっかり向けさせることが大切になってきます。
以上です。皆様の打ち合わせの助けになれば幸いです。
KOBATONE 小林嘉明
結婚式の関連商品ってとにかく名前がわかりにくい物が多いのです。
ブランドイメージを確立する為だと思うのですが、
音楽用語やフランス語、イタリア語等から取った単語や造語が入混じっていて、
語感から商品が想像できない事が多いと感じます。
さらに言えば会社名やブランド名もわかりにくく、
商品名とブランド名がごっちゃになったりで打合せのときにとにかく混乱しやすい。
・・・と、そんなことを言っても商品名が変わるわけではないですよね。
今回は、そんな状況でもなるべく混乱しないために「結婚式の組織図」を理解しましょう。
あなたは結婚式場の見学に行く時、雑誌やサイトを見て行きますよね?
「〇〇レストラン」や「〇〇ガーデン」などの会場から見始めるはずです。
なので会場主体で考えがちになってしまうのですが、
実は会場が主体になっているわけではありません。
上記の図のようにプランニング会社という組織が中心になっていろんな業者をまとめているのです。
もちろん例外もありますが、現在の主流の形態がこのような形になっています。
そう、結婚式場で写真を撮ってくれているカメラマンは、別の会社の人の場合があるのです。
(最近は各業者の仕事をプランニング会社自体が行うような動きもあるので
一概にこの形態とも言えませんが、簡易的に考えるとこういう構造と思ってください)
結婚式にはたくさんの専門分野の知識が必要になります。
花を飾るのも、写真を撮るのも、メイクをするのも、衣装選びも専門知識が必要です。
餅は餅屋といいますが、
つまり、1つの会社ではカバーしきれないのです。
そこで「提携」します。
一つのブランドイメージの下に
同じブランドとしてまるでひとつの組織のように団結する必要があります。
それをまとめているのがプランニング会社なのです。
ブランドイメージを揃えるには名前を合わせるのが一番早いです。
例えば「ゴリラウエディング」というプランニング会社があったとしましょう。
そしたら写真会社は「ゴリラフォト」
メイクさんは「ビューティーゴリラ」
など名前を揃えるのです。
つまり普段は別の会社名で活動しているわけですね。
掃除用具のダスキンが食品売るときはミスタードーナツと名乗るような感じですね。
次に商品名を合わせます。
写真で言えば枚数などのボリュームで展開することが多いので、小・中・大の3展開にしましょう。
みたいになるわけですね。
こんな展開をするわけです。
どうですか?すでにわからなくなってきてませんか?
例えばこの会社でプランナーさんと会話するとこんな説明になります。
あなた「写真ってどんなのがあるんですか?」
プランナー「ゴリラウエディングでは、あなたに合わせた写真プランを用意してますよ。リスザル、モンキー、ビッグフットから選んでいただけます。ゴリラフォトさんは写真上手いのでリスザルの時にはかわいらしく、モンキーの時にはフォーマルに、あ、ゴリラさんでは特にモンキーがオススメみたいです。ビッグフットはラグジュアリーでゴリラさんらしさも出てますよね」
あなた「????」
そう、名前が似すぎていて、ブランド名なのか商品名なのかわからない。
喋っている間にフォーマルだとかラグジュアリーだとか横文字も入ってくる。
初見で理解するのは難しい。
そしてプランナーさんだってエキスパートとは言え人間だ。説明能力に個人差もある。
何より伝える内容は膨大だし、複雑だ。
仮にくだけた説明をしたらわかりやすいかもしれない。
しかし、それはそれでブランドイメージを崩してしまうこともあり、板挟みなのだと思う。
見学会に行って、言葉だけでこの内容を聞いたらきっと理解できないと思うが、
最初に説明した組織図がわかっていたらどうだろう?
かなり理解は進むのではないだろうか。
少なくとも、まっさらの状態よりかなりわかりやすいはず。
覚えておいて損はないですよ。
と、いうことで、構造から理解するのは今後スムーズに話をすすめる上でも大切ですよ。
というお話でした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
皆様の結婚式の助けになれば幸いです。
KOBATONE 小林嘉明