「結婚式の話」カテゴリーアーカイブ

結婚式全体について。挙式、披露宴、二次会について書いてます。

メイク支度の撮影をするだけで結婚式全体の写真の質が上がる3つの理由

不思議に思いませんか?
メイク撮影って何を撮影するのでしょう?
お化粧中の様子?すっぴん?何のために撮影するんでしょうか?

結婚式に向けてのプランナーさんとの打ち合わせ時や、写真屋さんの商品資料を読んでいる時、「メイクシーン撮影」「お支度撮影」なんて書かれているのを見かけると思います。着替えているところの撮影なんて何を撮るの?そんな疑問も思うでしょう。今回はそんな疑問に答えます!なんと、結婚式の写真全体を底上げする効果もあるんですよ!
もちろん、撮影者によって違いがあるポイントですので、必要があれば実際に撮影される方に確認してみてください。でも、そこまで大きく違わないポイントだと思いますので、参考にしてみてくださいね。

メイクシーン撮影とは?

メイクシーン撮影とは、新郎新婦が準備用の部屋で着替えたり、ヘアメイクやお化粧、準備していく様子を撮影するものです。

お支度の一例、新郎後ろ姿
お支度の一例、新郎後ろ姿

結婚式当日の写真撮影プランに含まれたり、含まれなかったりします。
写真屋さんや式場によって撮影できない場合や、撮影可能な条件が異なるので、撮りたい場合には確認が必要です。
例えば、親族と新郎新婦の着替え部屋が一緒になっているような場合は、親族の女性が着替えている様子が写ってしまう可能性があるので、撮影ができなかったりします。

メイク撮影三つのメリット

メイク撮影のメリット1:二人の世界観や空気感を伝えて引き込める

メイクシーン撮影をする大きな理由の一つが「これから始まるよ」という予感を感じさせることにあります。納品される写真やアルバムは結婚式の写真で当日の様子を思い出すことができる商品ですが、メイクの場面や挙式が始まる前の様子があることで「流れ」ができやすくなります。
実際に仕上がった写真を見る時の様子を想像してください。
写真データの場合は、パソコンや携帯・タブレットなどで見ることが多いと思いますが、一度にすべての写真を見ることはできませんよね?一枚ずつ、表示される順番で見るはずです。パソコンであれば写真を大きく表示して、右矢印のキーを押して「次へ」「次へ」なんて感じで見るはずです。
メイクツールそのときに、順番が重要になります。データを開いたらいきなり披露宴の途中から始まって、挙式中の指輪交換の写真、また披露宴中のケーキカットしてるところ、、、なんて感じは見づらいですよね。当日の様子を思い出すのもなんだかちぐはぐになってしまいます。

だから、映画を見るように、小説を読むように、流れが重要になります。どんな世界の二人なのか、場所はどこなのか、どんな状況なのかを示す必要があるのです。情景描写や舞台背景を描写して見る人を引き込む必要があります。
具体的には、結婚式を行う式場の写真や、用意した会場装飾などの小物、そして準備中で緊張している新郎新婦などの写真です。それらを順番に見ていくことで、写真を見る人は状況を理解し、その世界観に没入できるのです。結婚式の当日の臨場感を体験できるのです。
つまり、予感を感じさせる場面、という意味でメイク撮影は重要なのです。

メイク撮影のメリット2:純粋に「キレイ」

女の子の憧れといわれるお嫁さん。メイク用の鏡の前でプロにメイクをしてもらってキラキラしている様子は、残しておくと嬉しいもの。そんな純粋な理由で撮影する方も多いです。女性はわかると思いますが、メイクは完成直後が一番キレイです。ここがベストな撮影のタイミングでもあるのです。
ちなみに、代表的なカットはリップシーンといって口紅を塗っているところ。メイクシーン

メイク撮影のメリット3:カメラマンとのコミュニケーション

挨拶は大切です。
いきなり何を言っているんだと思うかもしれませんが、挨拶が信頼関係の第一歩なのはご存知の通りです。そして、写真において、信頼関係はとにかく大切です。カメラマンを新郎新婦が信頼してくれるだけで、写真はぐっと良くなります。ホントの話ですよ。だって、嫌な奴に撮影されるのと、好きな人に撮影されるの、どっちがいい顔すると思いますか?答えは簡単ですよね?
そのために重要な時間がメイク撮影なんです。
結婚式当日はとにかく時間がありません。分刻みの予定が組まれていて、スタッフがゆっくりあなたと話ができる時間はないのです。そのため、話ができるところで話をして、なるべく短い時間で関係を構築する必要があります。
そこでちょうどいいのがメイク撮影です。メイク撮影を依頼すれば、カメラマンはメイク室から撮影してくれます。あなたはそこで初めてカメラマンに会うのです。カメラマンと挨拶をして、ちょっと支度様子を撮影してもらいながら、ちょっと談笑しましょう。それだけで、全く会話がない状態とは信頼感に雲泥の差があるのは想像できるはずです。
もちろんメイク撮影から後の撮影も良くなります。一日の撮影のクオリティを上げるためにも、メイク撮影は重要なのです。

メイク撮影をしない選択

あなたが望むのであれば、もちろんメイク撮影をしない選択肢もありです。
実際に僕が撮影した中でも、メイク撮影をしない方の意見を紹介しますね。

ケース1:恥ずかしい

メイクシーン撮影は、基本的に衣装を着た後、ほとんど完成している状態から撮影するものが多いです。下着姿を撮るわけにもいかないですからね。。。それでも、やっぱりなんだか恥ずかしいという理由で撮影しない方もいます。

ケース2:そもそも価値を感じない

稀なケースですが、これもあります。上記のメリットをご案内しても、メリットを特に感じないのであれば撮影する必要はありません。ただ、上記のようなメリットを知らないまま撮影をしない選択をすると後で後悔するので、メリットは把握した上で決めることをおすすめします。

ケース3:忙しい

この場合は結婚式の朝、当日いきなりですが、忙しいから断られたことがあります。
僕は下請けとして、ある会社所属のカメラマンとして撮影に行っていましたが、メイク撮影を絶対しなくてはいけないプランではなかったので快く引き下がりました。どうやら前日に準備がしきれなくて、スピーチなどの原稿をメイク中にまだ書いているとのことでした。その説明で僕は十分に打ち解けられたので、問題はありませんでした。
このケースはメイク撮影の参考に、というより「準備は余裕もってしたほうがいいですよ」って話ですね!

まとめ:撮影可能なら撮影するのがおすすめ

追加料金がかかるところなどもありますが、メリットは多いので共感できるなら撮影するのがおすすめです。最後にもう一度箇条書きでまとめましょう。

  • 写真を見る時に「予感」を感じさせる部分の写真を撮影できる
  • 憧れの花嫁姿を残せる
  • 全体の写真の質にも影響するカメラマンとの信頼関係を築ける

以上です!ぜひ参考に考えてみてくださいね!
KOBATONE 小林嘉明

ゲスト全員と写真を撮ろう!各卓写真のオススメと注意点

結婚式当日。せっかくなら、結婚式に来てくれたゲスト全員と写真が撮りたくはありませんか?

結婚式では、全員で集まって高いところからカメラマンに撮影してもらう「全員集合写真」も雰囲気あっていいですよね。でも、ゲスト一人ひとりの顔が小さくてよく見えないのも事実です。そこで、顔のわかる適度な大きさで、みんなで写真を撮れるイベントがあるので紹介しますね!興味があればプランナーさんとの打ち合わせで確認してみましょう!

俯瞰集合写真
全員写真の例

各卓写真を撮ろう

各卓写真とは

その名はズバリ各卓写真!「かくたくしゃしん」と読みます。 披露宴中に行う写真のイベントです。もちろん、会食や、パーティ形式でも可能です。挙式中には行いません。よくある披露宴の座席は、ゲストがグループごとにテーブルにつきます。例えば「大学の友人が座るテーブル」「家族が座るテーブル」「職場の人が座るテーブル」など、テーブルごとに属性を分けるように席を決めるのが一般的です。各卓写真は、このテーブルひとつひとつを新郎新婦が訪れて、テーブルの人全員と一緒にカメラ目線で写真を撮るイベントのことです。

各卓とは、各(それぞれの)卓(テーブル)ってことですね。

各卓写真
各テーブルでの写真が各卓写真

呼び方がたくさんあります

 各卓写真、テーブルフォト、フォトラウンド、グループフォト、フォトサービス、各卓フォト、などなど。たくさん呼び名があります。全て同じイベントのことです。特に決まった規定はなく雰囲気で呼び分けられていますが、カメラマンやプランナーの間では「各卓(かくたく)」と呼ばれることが多いです。

紛らわしい呼び名のイベント

テーブルラウンド

テーブルラウンドはカメラ目線で写真をとらないテーブル巡りのことをいいます。新郎新婦はプレゼントを配りながら歩いたり、各テーブルのキャンドルに火をつけていくようなイベントもあります。自然な様子は写真に収めますが、基本的にカメラ目線での写真は撮りません。配るものやイベントでも呼び方が変わり、「プレゼントラウンド」「キャンドルラウンド」などと呼ばれることもあります。

このように似たような名前が多く、名前だけでは「写真を撮るかどうか」が分かりにくいため名前に「フォト・写真」というキーワードがついたら写真を撮るイベントだと思っておくと良いでしょう。プランナー側も勘違いしやすいので打ち合わせ時に「目線ありの記念写真が撮りたいです」とハッキリ伝えることでうっかり事故が防止できるでしょう。

各卓写真のタイミング

各卓写真を行うことが多いタイミングは「再入場の直後」です。スタンダードな形式の結婚式では新郎新婦は2種類の衣装を着ることが多いです。例えば、ウエディングドレスを着て挙式をして、そのままの衣装で披露宴に出ます。しかし、披露宴の途中で和服に着替えたりすることで2種類の衣装を着ることができるのです。2着の場合、披露宴の途中で「お色直し」という着替えを行います。「再入場」とは、着替えのために一度会場を出て、もう一度会場に入場することをいいます。各卓写真はその直後に行う場合が多いです。

でも、本来は好きなタイミングで行って大丈夫です。事前にプランナーさんに相談してタイミングを決めましょう。このタイミングで行う人が多いのには理由がありますので、参考になるように紹介しますね。

再入場後が多い理由

2着の衣装を着る場合、どのタイミングで着替えるか悩みどころですね。挙式は意外と短く、30分程度なので、2時間半ある披露宴と比べるとボリュームが小さいです。そこで、だいたいの場合、披露宴の途中で着替える「お色直し」をします。そうすることで、2つの衣装でいる時間を同じくらいにするのが目的ですね。しかし、挙式をしている前半に比べると後半の衣装はイベントが少ないので、ゲストと一緒に何かできるイベントを、ということで各卓写真を選ぶ人が多いようです。 また、全員が一枚に収まるタイプの集合写真は挙式の後にとるケースが多いため、結婚式の時のドレス・衣装を着ています。全員の集合写真と各卓写真をそれぞれ違う衣装でゲストと写真を撮るのが目的の方も多いようです。

各卓写真のメリット

ズバリ、ゲスト全員ともれなく写真が撮れることです。結婚式当日は意外と時間がなく、ゲストと写真が撮れないこともあります。各卓写真をしない場合、グループごとの写真はゲストが自主的に新郎新婦の席に集まって撮影する形式になるので、おとなしいゲストや積極的でない親族は新郎新婦と写真が撮れない可能性があります。また、ご年配のゲストは足腰が弱い場合もあり、新郎新婦の席に集まることも難しいことがあります。新郎新婦が席まで出向いて全員で写真が撮れる各卓写真にはそんな気遣いのメリットもあります。

各卓写真のデメリット

意外と時間がかかります。結果として全体の予定が押してしまったり、他のイベントの時間を圧迫してしまったりします。対策のために、時間がかかるケースををいくつか挙げてみましょう。

新郎新婦の移動が大変

ドレスなど衣装を着たままの移動は大変なものです。思ったより時間がかかります。ゲストが多いと狭い机の間を通る必要もあり、通りにくい場合もあります。いつもと同じようには動けないので注意が必要です。

ゲストは新郎新婦と話がしたい

あなたは新郎新婦です。そんなあなたがゲストの近くに行ったらどうしますか?当然、話しかけますよね?同じようにゲストも新郎新婦が来てくれたら話したいものです。ましてや結婚式です。次々に話しかけられてしまい、すぐに次のテーブルになんて行けません。これが一番時間のかかる原因です。悩ましいですね。

ゲストは酔っ払っている

新郎新婦がテーブルに到着したら、並んで写真タイムです。しかし披露宴は後半。かなりお酒が入ってます。すんなり並んでくれない場合もあります。2人に話しかけたい気持ちも相まってなかなか進行が進まないこともあります。

ゲストが席にいない

これもかなり時間を取ります。「全員で」撮影するのが各卓写真なので、人が足りないと撮影できないのです。揃わないときは、足りない人が戻ってくるまで待つことになったりします。先に別のテーブルを回ることで調整したりもしますが、各卓写真の後に控えているイベントの都合で飛ばせない場合などもあり難しいところです。例えば「余興で着替えが必要なゲストテーブルがあり、先に写真を終わらせたい場合」などです。

対策(新郎新婦のできる範囲で)

時間をゆったり取っておく

時間をそもそも長めに取っておくのは効果的です。人数や環境によってかかる時間は変動するので具体的に何分とは言えませんが、プランナーさんと相談して充分な時間を確保しておくと良いでしょう。せわしなく移動したくない場合は「ゲストとゆっくり話をしながら回りたいです」と伝えると伝わりやすいと思います。

司会者から注意をアナウンスしてもらう

テーブルにゲストがいないと撮影ができないのか各卓写真です。席にいない原因ナンバーワンが「喫煙による離席」です。各卓写真を行う少し前に司会の方から席にいる様にアナウンスしてもらうのも一つの方法です。

回る順番を調整する

通常、披露宴会場では新郎新婦のまわるテーブルには順番があります。多くは主賓席から回っていくスタイルを取ります。主賓に失礼がないようにするためです。しかし、気負わないカジュアルな結婚式を行う場合は立場に関係なく回る順番を決めるのもありでしょう。喫煙者が多く座っている席を先に回っておくなど、時間短縮できそうな順番をプランナーさんと相談するのもありです。

時間を意識する

僕も一スタッフとしては、本来あまり新郎新婦に時間を意識させたくはないのですが、あまりに時間が伸びてしまうと結果的にゲストに迷惑がかかる可能性もあります。帰りの新幹線に間に合わない、飛行機に間に合わない、終電がなくなってしまう、後の用事に間に合わない、などの理由がそれにあたります。 イベントを盛りだくさんに詰め込んでいる場合、時間が押しやすくなりますので、新郎新婦が意識するだけで改善できる可能性があります。各テーブルを回った際に話しかけられても長く足を止めないように意識するだけでかなり時間短縮できるでしょう。会場によっては長引いてしまうと延長料が取られる可能性もありますので、イベントをめちゃくちゃ詰め込んでいる自覚がある場合は気をつけておいた方が良いと思います。

イベントにうまく各卓写真を取り入れよう

各卓写真はうまく使えばゲスト全員と写真が撮れる大変楽しいイベントです。最近はガーランドやフォトプロップスなど、アイテムを使用しての写真撮影も人気です。自分たちのとりたい雰囲気に合わせて小物を提案してみるのも楽しいですね。 披露宴会場の広さやゲストの人数、行いたいイベントの数などにも影響されますので実際に担当してくれるプランナーさんと相談して予定を組んでおくと安心です。是非検討してみてくださいね。

あなたがゲストと素敵な写真を撮れることを応援しています。 KOBATONE 小林嘉明

そもそも結婚写真はなぜ撮るの?後悔しない写真選びとサンプルの見方

結婚写真を撮る理由

「あなた達の幸せな瞬間を切り取る」「2人だけのラグジュアリーな空間を」「プロならではの光を駆使した撮影」写真を探していると、こんな謳い文句をよく見ませんか?正直なところ、曖昧なキャッチコピーで何を言っているのかよくわかりませんよね。いろいろ探しているうちに、結婚写真は何のために撮影するのかわからなくなっていないでしょうか?

写真を撮る理由はそのまま商品を選ぶときの基準にもなる大事な部分の話です。あなたが商品探しで漠然とした悩みにぶつかる前に(もし既にぶつかっていたら尚更)ぜひ読んでみて下さい。

写真は残すことそのものが目的

写真は記録するもの写真の最も基本的な機能は「記録すること」。その日その場所でどんな人たちがどういう風に過ごしたのか、どんな結婚式を挙げたのかを記録するのが結婚式写真の目的です。結婚写真と聞くとドラマチックな写真や美しい写真を想像してしまいますが、実はそれらは2の次3の次なのです。よく考えてみてください。1枚ずつはきれいでも内容が偏っていて結局何をしていたのかがよくわからない写真なんて、実はあまり意味を成していないのです。

商品選びの基準

そのため商品を選ぶ時の基準も、まずは「記録的にしっかり撮影できているか」が重要になります。写真やアルバムにおいては「1日の様子が写真を見るだけでわかるか」ということです。例えば、来てもらいたかったけど都合で列席できなかった友人に、後日アルバムだけを見せて「素敵な一日だったんだね」「このイベント楽しそう」「その場にいる気分が味わえた」と言ってもらえるような商品があったら良いと思いませんか?反対に、見せても「雰囲気はキレイだけどどこで何してるのかよくわからない」と思われてしまうようなアルバムはあまり良くないはずです。そう、結婚写真の商品はしっかり伝わる記録があることが前提なんです。いわば土台です。

きれいな写真、素敵な写真というのはその上で目指すべきものなのです。

サンプルを見る時にも意識しよう

商品選びのために、スナップ写真のサンプルデータを見せてもらうことが可能な場合もあります。実際に結婚式本番で撮影された、新郎新婦に納品されたリアルな写真です。この方法は安心して写真撮影を任せられるか判断するのに非常に有効な方法なので覚えておいてくださいね。一般的に、雑誌などに掲載されている写真はモデルを使用していたり、完全にシーンを作ってヤラセで撮影している物が多いです。なのでキレイで当然なんですが、本当の結婚式の写真だとそうも行きません。実力や考え方が浮き彫りになるのです。

挙式当日の写真
挙式当日の写真

でも、いざ写真を見せてもらってもどこを見るべきかわからないですよね?直感でキレイかどうかを判断できるくらいで、うまい写真なのか、任せても安心なのか判断することは難しいです。そこで、先程の話が生きてくるんです。「1日が記録できているのか」というのを意識して見るようにしてみましょう。サンプルなのでもちろんあなたの知らない人の挙式写真です。当然参加もしていません。もし、それでも当日の会場の様子やゲストの空気感などが伝わってくるようでしたら十分な写真と言えると思います。

でも、あまりそこにこだわってしまって雰囲気や色を無視してもダメですから、あくまで「楽しんで」見るようにしてくださいね!

 

さて、まだ少しわかりにくいですね。では反対に、ちょっと気をつけるべき内容をお知らせしましょう。

高画質の落とし穴

近年、デジカメがものすごくキレイに撮影できるようになりました。スマホですらとても綺麗な画質で撮影ができます。誰でもキレイに撮影できるようになる時代です。しかし、それ故にそれで誤魔化されてしまうことがあります。

誰でも「雰囲気がいいかのように撮影出来てしまう」のです。

「記録」の部分が撮影できていなくてもよく見えてしまうのです。

でもそれは、単純にカメラがいいからです。画質がよくて、発色がいいからです。決して写真の「中身」がいいからではありません。例えば、人の顔のアップ写真ばかりが入っているような状態を想像してください。人の顔のアップは感情的に読み取れる情報が多く、見ている人を引き込む魅力があります。しかし、それだけしか写真がないとどうでしょう?どこで撮影したのかわからない写真になっていませんか?

新婦のアップ 新郎新婦のアップ

上の写真みたいなアップの写真ばかりが入っていると「どこで撮影したのか?」がわからないですよね。これだけでなく、さらに下記のような写真があればグッと様子がわかるようになります。

チャペル全体の様子ファーストバイト全体の様子

だんだんわかってきましたね。もう少しお話しましょう。

写真の価値は10年後から

あなたは10年後何をしていますか?

想像できますか?もし、思い描くことができたとしてもなかなかその通りにはなりませんよね。そしてそれは、あなたの周りについても同じことが言えます。10年経てば新しい家族や仲間が増えていたり、反対に会えなくなってしまう人たちや、別れる人たちもいるでしょう。ゲストが仲間内で結婚することもあるでしょうし、事業で大成功する仲間もいるでしょう。身に付けているもの・流行・テクノロジー、それらも変化します。今はスマホを持って列席するのが当たり前の時代ですが、10年後には「結婚式にスマホ持って行って写真撮ってたの?!」みたいに言われる時代がくるかもしれません。

スマホで新婦さんを撮影する
スマホで新婦さんを撮影する

撮影した直後に見ても盛り上がるのが写真ですが、その本当の価値は5年後10年後、見返してみたときに発見できるものだと思います。

仲間と一緒に写真を見れば「あの時はこーだった」「この時はあーだった」「こいつは酔っ払ってた」などと話が盛り上がり、当時のその場所を思い出せる、その場所に戻ったような感覚になれるような写真がいい写真だと思います。

 

そう、だからこそ記録性が大事なんです。

 

テクノロジーはこれからも進化して、どんどん写真の画質は綺麗になっていくでしょう。10年後に今の写真を見返せば「なんか画質あんま良くないね」みたいな話になると思います。ですが、何が映っているのかという事実は変わりません(もちろん今できるベストの画質を出す努力はしますよ!)。

どんな仲間と、どんな場所で、どんな雰囲気に包まれて、そしてどんな相手と結婚式をしたのか、それが残ってるのがいい写真だと思います。

あなたが今写真を選んでいる段階なら、是非このポイントを参考に選んでみてください。10年後にきっとよい結果が得られるはずですよ。たとえ今は実感できなくても、想像することがより選択の手助けになるはずです。

 

いかがでしたか。あなたが写真探しで迷っているなら、改めて、今回お話ししたような記録性をはじめ基本の部分から考えていただくと後悔のない商品選びができると思います。あなたの写真選びがうまくいくように応援しています。

KOBATONE 小林嘉明

結婚写真のデータとは?素朴な疑問を解決

ネットで結婚写真を探していて、商品内容に「撮影データ」と書いてあって疑問に思ったことありませんか?

正直聞きなれない言葉ですよね。更に場合によっていろいろな「データ」が登場するので、今回はその説明をします。

混乱の解決に役立ててくださいね。

続きを読む 結婚写真のデータとは?素朴な疑問を解決

結婚写真の持ち込みとは?理解して後悔なく使おう

“持ち込み”という言葉を聞いたことがありますか?

結婚式場が用意している写真の内容とは別に、外部の写真屋さんを使うことを「持ち込み」といいます。式場に紹介してもらった写真屋さんに不安がある場合や商品のレベルが低いと感じた場合、価格設定に疑問を覚えた場合や、より高いクオリティーの商品を望む場合、そしてお気に入りの写真屋さんがいる場合などに使える方法です。今回は持ち込みの全体像を紹介します。

持ち込みをするメリット

  • 費用対効果を高くすることができる

  • 自分好みの写真が選べる

  • 会場からの圧力で制限がかからない

この3点が主なメリットです。1つずつ見ていきましょう。

費用対効果が高い

式場でもともとセット販売されている写真は、式場やプランニング会社と提携した写真屋さんが下請けとして受注しているものです。なので全ての商品にマージンが上乗せされており、価格が高額になる傾向があります。僕が経験したことある会社でも、新郎新婦が支払う料金の半分が結婚式場やプランニング会社に持っていかれてしまうところもありました。このマージンのため、写真の価格が内容に比べて高くなる傾向があり、同じ価格を払うのであれば持ち込みの写真屋さんの方が比較的高いクオリティーが得られる傾向にあります。

費用対効果が高い

また、要望への対応力も差が出ます。提携のカメラマンは同じ場所で毎回同じような撮影を繰り返すことが多いため絵柄がいつも同じになってしまいます。実際、ひどいケースではどのシーンで何枚この場所から撮影して、必ずこの大きさで納品、みたいな規定が決まっていて完全に流れ作業の撮影をしている会社もあります。それに対して持ち込み業者はいろいろな会場に入っているため多様な撮影環境で鍛えられています。そのため、画作りや撮影に関してかなりフレキシブルな能力を持っています。

自分好みの写真が選べる

式場に用意されている写真会社は多くても2社程度です。そのためテイストはあまり選べません。

その点、持ち込みであれば世の中にある全ての業者が対象になりますから選択肢は数限りなくあると言っていいでしょう。商品の納品形態や撮影の内容なども会社によって全く違いますのでそういった点から選ぶのもありです。

内容への制限がない

会場と提携している写真業者は、会場からの指示で枚数が制限されていたり撮影内容に制限があったりします。わかりやすいのが写真の枚数による差別化です。

だいたいの会社が高い価格から安い価格までで幅を持たせて商品を販売しています。商品同士の差別化を図るため、プランの間で明確な違いとして枚数に差を設ける場合が多いです。安い商品は300枚撮影ですが、高い商品は500枚も撮影できますよ。みたいな感じです。しかし、そこで枚数に差をつけてしまっているが故に安い商品が高い商品の枚数を超えないようにしなくてはいけないのです。本来、結婚写真は撮影したお客様にしか渡さないものなので、他のお客様が自分より写真枚数が多いかどうかなんてわからないものです。しかし何故か枚数に制限がかけられてしまうことが多いのです。

撮影禁止

これに対して持ち込み業者の場合は枚数制限等の縛りはありませんので取りたいだけ枚数をたくさん取ることができる場合が多いです。

他にも、価格の差別化のために撮影場所に制限がされていたりする場合もありますので撮影したい内容が明確にある場合はその場所が含まれていないか気をつける必要があります。

持ち込みをする際の注意点

  • 撮影に制限が入ることがある

  • 持ち込み料設定されている場合がある

  • 調べる手間がかかる

次にデメリットについて一つずつ見ていきましょう。

撮影に制限が入ることがある

会場やプランニング会社側から「いつも入ってるカメラマンのみチャペルは撮影可能です」みたいな発言がよく見受けられます。持ち込みに対しての防止策なんだと思いますが、そもそも当日にそんなことをする意味がわかりません。とにかく制限されてしまうのです。

持ち込みカメラマンはその日初めて会場に行くことも多く、もしかしたら動きが悪く挙式の邪魔になってしまう可能性もあります。会場サイドとしては心配な面もあり、そういう意味ではわからなくもないですが、ほとんどが次回に持ち込ませないための口実です。

実際にあった例として、持ち込みカメラマンは挙式中はゲスト席に座りながらでないと撮影ができない。さらに通常では披露宴終了後に新郎新婦のツーショット撮影がありますが、持ち込みカメラマンだけそれを禁止される。などかなりきつい制限をされる会場も実際にあります。

持ち込み料が設定されていることがある

同じく会場側やプランニング会社側が持ち込みをさせないための施策でもありますが持ち込み料が設定されていることがあります。理由は簡単で、持ち込みされてしまうとマージンが取れないためプランニング会社に利益が発生しないからです。

調べる手間がかかる

持ち込む際には自分で持ち込み業者を調べる必要があります。会社によってシステムが違うので、単純比較は難しく、何を基準に決めるか難しいです。

ある程度の情報を集める必要があるので学習コストがかかります。

以前の記事でなるべく手間を少なく好みの写真業者を見つけられる方法をまとめたのでこちらも参照ください。”すぐできる!実際に写真を見て探せる結婚写真の効率的な探し方の3ステップ

まとめ:持ち込みについての概要

メリット

  1. 費用対効果が高い
  2. 選択の幅が広い
  3. 会場からの圧力で商品が縮小されない

デメリット

  1. 撮影時間や場所の制限を受けることがある
  2. 持ち込み料をかけられることがある
  3. 調べる手間がかかる

写真の持ち込みについてメリットデメリットを並べましたが、自分に合った業者を見つけることができれば最高の体験ができるでしょう。持ち込みを検討する際の参考の一つにしてみてください。

KOBATONE 小林嘉明

ウエディングとウェディング|正しい書き方と検索方法の検証

「エ」は大きいのか小さいのか

ふと結婚式関連で検索をしようとした時、招待状などの印刷物やメールを打つ時、気になった人も多いと思います。

ディングなのかディングなのか。ちょっとの違いですが、検索する時に困ったりするのも面倒です。今回はそんな表記の話をしましょう。

日本語表記としては、外来語なのでどっちも正解

はい、そうです。結論から言うならば、ウエディングだろうとウェディングだろうとどっちでもいいです。問題ありません。

元の単語はwedding

どちらかと言えば「ゥェディング」みたいな発音です。エだけじゃなくウもグも小さい感じ。

外来語なので正確な表記はありません。しかし、ここで着目したいのは検索結果です。あなたが結婚式の情報をネット検索する時に、この単語の違いで結果が違うのならば、それは大きな違いを生みます。

検証してみましょう。

googleでウエディングとウェディングを比べてみた

Googleといえば世界最強の検索エンジンです。Googleはよりよい検索結果を出すために検索する単語にマッチした検索結果を返せるように仕組みを作っています。もしこれが、表記の違いで検索結果に影響が出るならとても困りますね。全く違う結果が出るなら単語を切り替えて二度三度検索しなくてはいけませんから。そこで、Googleでウエディングとウェディングが違うのか検証します。

検証1表記の補正はかかるか?

Googleを使ったことがあれば見たことがあると思うのですが、間違った表記、つまりスペルミス等で一文字多いとか、隣のキー押してるとかそういうミスを修正してくれる機能があります。

表記の訂正
表記の訂正

こんな画面が出るやつです。ここではヤフーのつづりを故意に間違えてみました。自動で正しいつづりの検索を行ってくれていますね。このように綴りが間違えていた場合は補正してくれていることが検索窓の下を見ればわかるのです。これをまず検証します。

「エ」が大きい方の検索結果
「エ」が大きい方の検索結果
「エ」が小さい方の検索結果
「エ」が小さい方の検索結果

このように、どちらも表記の補正はかかりませんでした。ここから予想できるのは、Googleがこれらのキーワードを同じものとして扱っている、もしくは全くの別物として見ている可能性がある、ということです。

検証2予測検索を見比べる

Googleには予測サービスがついています。単語を1つしかいれなくても、よくセットになる検索内容を予測して表示してくれる機能です。さっそくウエディングとウェディングで見比べてみましょう。

ウエディング予測検索
ウエディング予測検索
ウェディング予測検索
ウェディング予測検索

上にあるものほどよく検索されるものと予想されますが、上位4つは同じようですね。ドレス、ソング、英語、髪型というのは確かにみんな気にして調べそうな内容ですね。それ以下のキーワードはどうやら差がありそうです。人気があり、よく検索されるものが一致しているあたり、そこまで大きく検索結果に差は無さそうです。

検証3実際の検索結果

ここで検証1のウエディングとウェディングの検索結果にもどりましょう。今度は大きくしますね。

「エ」が大きい方の検索結果
「エ」が大きい方の検索結果
「エ」が小さい方の検索結果
「エ」が小さい方の検索結果

ちょっと検索結果が違いますよね。ウェディングの方の検索結果の一番上にある「広告」と緑で小さく書いてあるものは、企業がお金をGoogleに払って出している広告です。それを除けばだいたい同じのようです。下の方まで行くと多少の違いはありました。ちなみに、埼玉の検索結果がでているのは、KOBATONEの拠点が埼玉県にあるため埼玉の検索結果が優先されているためです。

他の検索結果が異なっていたサイトもちょっと覗いてみましたが、サイト内での表記がウェディングならウェディングで、ウエディングならウエディングで上位に来るような雰囲気でした。しかしだいたいどちらでも出ています。Googleの細かいアルゴリズム(検索の仕組みやルール)を解き明かすことはできませんが、だいたいそんな感じのようです。

検証4予測がズレていた分を調べる

だいたいのルールはわかりましたが、検証2で調べた予測検索の下位にあったキーワードは違うものとして扱われている可能性があります。ちょっと調べてみました。

ウエディングとネイルで検索した結果
ウエディングとネイルで検索した結果
ウェディングとネイルで検索した結果
ウェディングとネイルで検索した結果

ウエディングorウェディングとネイルで検索しました。だいたい同じですね。今度はイメージも表示されています。スクリーンショット撮りきれなかった範囲も検索結果を見比べてみましたが、ほとんど同じでした。多少の順位の上下はあれど、だいたい同じ結果です。予測でのズレは、ウエディングで探すかウェディングで探すかで一緒に検索される組み合わせの違いのようですね。つまり、ネイルを探すタイプの人はウエディングと書く多いということです。ニッチすぎる雑学ですね(笑)

ウエディングとウェディング、Google検索での検証まとめ

わかったことをまとめます。

  • ウェディングとウエディングは検索結果的にほぼ同じ
  • 「ウエディング ネイル」等の組み合わせで検索しても一緒
  • 広告は出ない場合がある。

さすがGoogleですね。とても便利な結果になりました。探す内容によってウエディングかウェディングで悩む必要は無さそうです。基本的に同じ結果が表示されます。ちなみに、weddingで検索すると全く違う結果が出ますよ。海外の写真を探す時などは情報多くなるのでオススメの方法です。

いかがでしょう?皆様の情報探しの参考になれば幸いです。

KOBATONE 小林嘉明

基本を押さえて安心!結婚式写真の要望の出し方の4つのコツ

わかりやすさを心がけよう

せっかくの結婚式の写真、撮ってほしい内容がたくさんあるー!っていうあなた。実は、あなたの伝え方次第でうまくいかない可能性もあるんです。せっかくならちゃんと撮りたいですよね。今回は、あなたの要望を的確に伝えて、ちゃんと撮れる確率を高める方法をお伝えしますよ!

カメラマンやスタッフに伝わるようにしよう

僕も撮影で要望をたくさんいただくことがあります。中にはA4用紙にびっしり書いたものが8枚ある、なんてこともあります。しかし、その時に困るのが順番がバラバラだったり、優先順位がわからないこと。僕たちカメラマンは撮り漏らしが無いようにチェックしながら撮ったりしますが、プリント八枚に渡って時系列がバラバラだとチェックが複雑になります。当然、全部コンプリートするように頑張りますが、撮影中にヒヤリとすることもあります。そう、なるべくわかりやすい、撮りやすい順番だと助かるのです。

写真要望のコツ1、事前に伝えよう

まず、当日にいきなり伝えるのは避けましょう。写真を撮るのは意外と時間がかかります。場所も必要になります。結婚式は会場の中をゲストの動きや新郎新婦の動きに合わせて複雑な進行を組んでありますので、それを当日に変更するのは大変です。そのため会場によっては場所の使用を断られてしまいます。結果としてゲストを待たせたりして迷惑になるケース等、新郎新婦としても避けたい事態に発展する事もあります。
いきなりは要注意
いきなりは要注意
そして、そもそも撮影が不可能な内容の場合もあります。新郎新婦としては「なんとなくこんな感じになればいいです」と思っていても、物理的に不可能な場合もあり、結婚式当日にお断りするケースもあります。当日にそんなことになるのもショックなので、早めに伝えることをおすすめします。

写真要望のコツ2、カメラマン以外にも伝えよう

カメラマン以外、具体的にはプランナーに要望を伝えてください。繰り返しになりますが、写真を撮るには時間と場所が必要になってしまうので、結婚式の予定自体に工夫が必要になります。それはカメラマンの裁量で突然変えられるものではありません。プランナーやキャプテンといった人たちが組んでいる予定があるのです。カメラマンしか要望があることを知らなかった、なんて事態になると、場所や時間を確保してもらえず、かなり無理矢理撮影することになってしまいます。画的にもベストとはいい難い感じになってしまいます。プランナーさんがあらかじめわかっていれば、撮影時間を組み込んで予定を組んでくれる場合もありますので、ぜひ伝えてみてください。

あと、余裕があればアテンドさんやメイクさんにも伝えてください。撮影に合わせてアクセサリーの位置を考えてくれたり、撮影時にドレスを直したりということもありますので、撮影時の大きな力になります。メイクリハなどがある場合はその時が良いと思います。

写真要望のコツ3、こだわるカットは写真+文字が具体的で良い

現場の写真を使おう

そして伝え方ですが、こだわりの強いカットには実際に写真があるといいですね。さらに言えば同じ会場で撮られた写真があれば尚良いです。過去にある実例なので実際に撮れる可能性が高いです(実は合成写真だった、なんてこともあるので、それでも撮れない場合もあります)。屋内の会場なのに海の写真貼られても無理、ということです。

文字は勘違い防止

写真だけでは逆に勘違いを招く場合があるので、文字も足しておくといいと思います。例えば、あなたは「後ろ姿のドレス」を撮って欲しいと思って写真を貼ったとします。

後ろ姿でドレスの要望写真
後ろ姿でドレスの要望写真

このような写真を貼ったとしましょう。するとカメラマンは後ろ姿だけでなくロケーションや光も考慮するので「階段で撮る」という内容も重視します。カメラマンとあなたとでは写真を見た時に把握する内容が異なるのです。これは「階段で撮影したい」という要望がお二人にない場合、階段がある場所への移動などで時間をかけてしまう要因になったりします。

その時間があればもっと種類多く撮影できるかもしれませんよね。

なので、どれくらいその写真に対してこだわっているのかという温度感や、どのポイントが欲しくて写真を選んだのかを書いてもらえるととても助かります。具体的には

  • 場所や構図はマストなのか?
  • 選んだ理由は?
  • 細かいポイントはおまかせ?

が記載してあるといいですね。今回の例で話すと、「階段じゃなくてもいいです」「ドレスの後ろ姿があればOK」「場所や細かいポイントはおまかせします」みたいな説明があればとてもスムーズです。

写真だけでは「絶対にこの写真と同じがいい!」なのか「後ろ姿」だけが要望なのかがわからないのです。前者ならば写真があったほうがいいのは間違いないですよね。しかし、後者であれば文章や言葉だけでの要望でもいいですね。いずれにせよ、確実に内容と意思を伝えることが肝心です。

おまかせというのも一つの手

おまかせというのもアリです。大概の場合、どう撮ったほうがキレイかというのはカメラマンのほうが詳しいです。会場内のおすすめポイントも詳しかったりします。カメラマンによって得意な写真も違います。どうしても押さえたい内容だけを伝えてあとはおまかせ、というのがカメラマンのポテンシャルを引き出す方法の1つだと思います。もちろん、おまかせするのが危ないレベルの低い業者の場合もありますから、一度本番で撮影した写真を見せてもらってから任せるか考えましょう。

写真要望のコツ4、タイミングや衣装でまとめよう

イベントの順番を意識しよう

結婚式は順番が決まっています。従って、撮影できるタイミングが限定されるものが存在します。例えばベールアップを撮影してほしければ挙式中。ケーキカットなら披露宴ーーーーというように「絶対にそのタイミングでしか撮影できないもの」を軸に考えましょう。といっても内容はわりとギリギリの日程まで確定しなかったりするもの。自分たちの挙式予定がまだまだ先で内容が未確定ならスタンダードな順番を目安に考えておいて、確定したら変更していくスタイルがおすすめです。

参考までに、スタンダードな順番は

  1. メイク
  2. 2ショット撮影(最初の衣装)
  3. 挙式リハーサル
  4. 親族紹介
  5. 挙式
  6. ウェルカムパーティー
  7. 披露宴前半
  8. 披露宴後半(前半と衣装が違う)
  9. お見送り
  10. 2ショット撮影(後半の衣装)(中座中の場合も多い)

が多いのでまだ内容が決まっていない方は一旦これで考えるといいでしょう。

2ショットタイムと衣装チェンジに注意

2ショットはそれぞれ1回撮影が基本
2ショットはそれぞれ1回撮影が基本

披露宴中に中座でお色直ししたり、披露宴開始前に挙式とは違う衣装になる場合、当然ですが着替えてしまったら前の衣装には戻れません。2ショットを撮影するタイミングがいつなのか予め確認しておきましょう。2ショット撮影のタイミングによって使える撮影場所も異なりますので、自分たちの内容でどういう流れになるのか確認しましょう。2ショットタイムは基本的に一着に対して一回あることが多いです。

カメラマンがポーズを指示して撮影できるのは2ショットタイムだけなので、二人だけで撮る写真はここにまとめましょう。

順番にまとめる

順番が確定したらそれぞれ順番にまとめましょう。そうすることでカメラマンは順番にチェックするだけで済みますし、プランナーはイベントの順番が組みやすくなります。

また、このときに衣装やイベントに関係ない「いつでも大丈夫」な内容が出てくることもあると思います。それはそれでまとめて記載して置くと安心です。

まとめ

最後にやること順にまとめましょう。

  • 事前に相談する(プランナー・写真・メイク・アテンド)
  • イベント順を意識してまとめる
  • 伝わるようにポイントを記載する(写真+文章)

やることはたくさんですが、ぜひバッチリ撮影できるようにがんばってくださいね!相談前に資料まで作ってしまうと作り直しなどが面倒だと思いますので、確認しながら作っていくといいですよ。また、順番が入れ替わっても編集しやすいようにパソコンで編集するのがおすすめです。

 

皆様の結婚写真選びの参考になれば幸いです。

 

KOBATONE 小林嘉明

すぐできる!実際に写真を見て探せる結婚写真の効率的な探し方の3ステップ

結婚写真ってどう探せばいいの?

素敵な結婚写真を探そうにも、どこから探せばいいのかわからない。ネット検索したときも、検索結果だけだと写真の雰囲気まではわからないですし、ヒットしたページを全部開くのも手間ですよね。おまけに開いてもわからないときもあります。そもそもネットで検索しようにもなんて検索するのか困ります。

そんなあなたに、実際に写真見ながら結婚写真業者を探す効率のいい方法を伝授しますよ!

結婚式の「いいまわし」を知ろう

検索するときに困るのが、なんとなく頭に写真が思い浮かんだりしても

それをなんと呼べばいいのかわからない

ってこと。それがわかれば探しやすさは格段に上がりますよね。ではまず、写真を見ながらそれを憶えてしまえる方法を教えますね。

Instagramでタグ検索する

会場名から掘り下げて検索する

携帯でもパソコンでも大丈夫です。まずInstagram(インスタグラム)に行きます。あまり突拍子もない場所の写真が出てこられても困るので、まずは自分たちが結婚しようと思っているホテルや会場の名前で検索してみましょう。

今回説明で使用するのはパソコン版の画面です。

ニューオータニ検索結果
ニューオータニ検索結果

試しに今回はホテルの老舗ニューオータニさんのInstagramにしました。次に写真好みの写真をクリックして行きます。今回は右上にしましょう。

タグが見える
タグが見える

これが開いた状態です。画面右の白い部分に情報が掲載されています。そのなかでも「#大人婚」みたいな#から始まる青文字のリンクが「タグ」と呼ばれる写真をジャンル分けする機能です。さらにこのタグをクリックしていきましょう。

#大人婚で検索した結果
#大人婚で検索した結果

はい、こんな感じですね。クリックするとそのタグがついている写真が再度検索され、まとまって表示されるのです。(この時点でニューオータニさんの写真ではないです)。大人婚というのはおそらく大人っぽい高級感や雰囲気のある結婚式的なニュアンスだとおもうのですが、こうでもしないとなかなか知らない単語ですよね。このようにして独特の言い回しを知りましょう。人気のある会場はこのようにしてInstagramを使っていたりすることが多いので、自分好みの写真がどういう呼び方なのかを知るいい方法だと思います。同じ要領でどんどん写真から写真に飛んで行くこともできますので、お気に入りがあれば探ってみましょう。

また、1つの写真だけでは意味の分からない言葉もこうやって複数の写真を見てみると理解が進みます。特に最近は他の会場と差別化するために新しい呼び方がたくさんできているので、このようにして調べるのが速いと思います。会場によっては雰囲気が合わずに撮れない写真ももちろんありますので、会場名から検索するのが一番無駄がないのです。

まだ会場が決まってない人は逆引きも可能

まだ結婚式の会場が決まってない人は写真から探すのはいかがでしょうか?「#結婚式」で検索して、気に入った写真が撮れるような会場を探すのです。今回の例で言えば「#大人婚」から探して「#ニューオータニ」を見つける感じです。写真を重視するならおすすめの方法ですよ。

更に情報が欲しいならピンタレストで検索する

Instagramで集めた単語で検索

次にPinterest(ピンタレスト)です。Instagramよりマイナーなので知らない方もいると思いますが、気に入った写真をどんどん集められる便利なサービスです。「ピンする」という保存方法で集めるようになっていて、集めた写真は自分のアカウントに保存されます。携帯やパソコンにダウンロードされるわけではないので、容量が重くならないのも便利なポイントです。

ピンタレストの優れているところは自分が保存した(ピンした)写真に関連する内容を自動的に選別して紹介してくれるところです。早速先程のInstagramで言い回しがわかった「大人婚」で検索します。

#大人婚で検索した結果
#大人婚で検索した結果

先程同様に大人婚にしました。雰囲気は同じですね。気に入った写真があればピンしていきます。中央上部の写真にしましょう。

Pinterest拡大画面
Pinterest拡大画面

開くとこんな感じです。右上の画鋲マークがついている赤ボタンが「ピン」です。これを押して保存していきます。さらに画面を下にスクロールすると、関連した画像も表示されます。

関連画像
関連画像

ここから更に保存していくことが出来ます。このように芋づる式に写真が集まるのがPinterestの強みです。

また、いくつか写真をピンしておくとPinterestが似たジャンルの写真を表示してくれたり通知をしてくれるので、放置しつつ通知を開くだけでどんどん関連画像が集まります。そのまま写真の要望を出すときにも使えたりしますので、時間がある方はこの方法でゆっくり集めてもいいでしょう。

Pinterestはタグが探しにくいのが難点

Pinterestは芋づる式でいいのですが、実際に開いてみるとタグが見えにくく、Instagram的に探すには不向きです。なのでInstagramから始めたほうが効率よく検索ができるでしょう。

サイトに飛ぶことも可能

Pinterestにしかない機能としてサイトへの直接ジャンプがあります。Pinterestは写真をいろいろなサイトから引っ張ってきて表示しているので、逆にそのサイトへ行くこともできます。写真業者や結婚式場のサイトから表示している写真が多いので、めちゃくちゃ気に入った写真があれば、そこから写真業者へ行けたりもします。

読むボタンでサイトへ行けます
読むボタンでサイトへ行けます

各写真の下に表示されるグレーの「読む」ボタンから飛ぶことが出来ます。

最強の検索エンジンGoogleを使う

そして、最後はGoogleです。今まででわかった写真の名前を入れて検索することでグッと希望の内容に近づくはずです。例えば、場所や地域、結婚式のジャンルなどを入れて一緒に検索すると良いです。

「写真 大人婚 レストランウエディング 赤坂」

みたいな入力でかなり絞れます。会場を使う場合でも使用できますね。画像検索にすれば会場の写真も表示されます。

画像検索の結果
画像検索の結果

かなりそれっぽい写真がヒットしているのがわかるかと思います。Googleの場合はPinterest同様そのまま写真のサイトに飛ぶこともできるので、写真探しに役立ててください。

この探し方の傾向

写真に対する造語はどんどん増えてます。今回の「大人婚」とかですね。どんどん新しい単語が出てきているので、反対に言えばこれらの単語を使って宣伝されていない写真は今回の探し方ではヒットしません。つまり写真が載った時期がちょっと古いとヒットしないのです。あるいはInstagramやPinterestに登録されていないサイトやサービスです。写真をどんどん宣伝している会社はこういった単語に敏感でInstagramやPinterestもやっている可能性が高いので、流行りの傾向の写真が好きな人には向いている検索方法と言えます。

反対に、老舗を探そうとするとあまりヒットしない方法かもしれません。会場自身がそういった宣伝をしていない場合もあるので、そこはGoogleの通常検索で探すようにするといいでしょう。中には老舗だけど新しいことに挑戦的みたいな会場もあるので、なんともいえませんが。

3つの方法まとめ

最後に順番をまとめてシメましょう。

  1. Instagramで会場名からタグを探る、知る
  2. Pinterestでピンしまくる&自動収集
  3. タグの単語からGoogle検索

いかがでしょうか。皆様の結婚式準備の参考になれば幸いです。

 

KOBATONE 小林嘉明

持ち込みをするなら伝えておくべきたった1つの内容

やりたい内容がある人は持ち込みすることが多い

会場に入ってる業者は高いし、その割にたいして良く感じられない。

そう思って別の会社を探して「持ち込み」をしようとしてる人も多いのでは?

実際、費用を安く抑えるため、やりたい内容があるから、そんな理由で結婚式に外部業者を持ち込みする方も最近多いです。

しかし、持ち込みをする、ということはスタッフ側が初めてのチームになるということです。

ここでは、そのときに気をつけておくべき内容をお伝えしますね。

持ち込みのリスク

ドレスでも、メイクでも、写真でも、持ち込みにはそれなりに持ち込むメリットがあります。

内容が自由になる、比較的ハイクオリティなものを得られる、金額が抑えられる、といったところです。

しかし、あまり語られませんが、反対にリスクもあるのです。

連携度が下がる可能性がある

スタッフはそれぞれのジャンルのプロなので、当然タスクを完遂するように仕事をします。

しかし、会場やまわりのスタッフの連携なしではそれはなし得ないのです。

例えば、写真を撮るには場所が必要です。

散らかったメイクルームでチャペルの写真を撮れと言われても無理ですよね。

でも、実際にあるんですよ。こういうこと。

 

結婚式の準備は複雑にものが絡み合っているので、常に何かをしている裏では別の準備がされていたりします。

それぞれの仕事のプロが、優先したい内容があり、それが噛み合わないこともあります。

今のたとえで言うならば、

カメラマンはチャペルで写真が撮りたい

チャペル準備スタッフは今チャペルの準備がしたい

ということです。

このときに双方共に判断する必要があります。

  • どちらのほうが優先度が高いのか、
  • タイミングはずらせるのか、
  • 代案はあるのか
  • 3分別の場所で撮影すれば間に合ったりするのか
  • はたまた5分ならいけるのか
  • その流れはどうするのか
  • 誰に話を通せばいいか

などなど、非常に複雑なやり取りをする必要がありますし、

お互いに結婚式の流れを熟知している必要があります。

分刻みの状況変化になるので、スタッフ間だけではなく新郎さんが緊張してトイレに2分篭った。というだけで状況が変わったりします。

それをスタッフ間の連携で上手く回す必要があるのです。

さて、

持ち込みに話を戻しましょう。

持ち込み、ということは、現場のスタッフとは初めて組みますし、ローカルルールもわかりません。

なのでこの連携が取りにくい可能性があるということです。

もちろん、持ち込みでも経験豊かなスタッフ同士なら全く問題にならない場合も多いです。

しかし、なるべくならこの可能性は排除したいですよね。

次はその対策の話です。

傾向と対策

傾向

持ち込み料を設けたり、持ち込みを嫌う会場には、持ち込みを排除しようとする力が結婚式の現場でも働きます。

当然、連携も取りにくい状況で、なかなか困ります。

嫌がらせまがいの行為をされることもあります。妨害みたいなものです。

反対に、持ち込みOKを謳っている会場は持ち込まれることや新しい人と組むことになれているのでとてもやりやすいです。

しっかり連絡もしてくれますし、撮影の許可も出してくれやすいです。

まあ、あくまで傾向です。絶対じゃありません。

スタッフの個人差による違いがありますので、違うことも多々あります。

しかし、どういう気質の会場なのか、打ち合わせ時に意識してもらうと話を進めやすくなると思います。

頭の片隅にでも置いておいてください。

対策

プランナーさんや会場との打ち合わせ時に

あなたがどれくらいの熱意で写真を撮りたいのかしっかり伝えておきましょう。

あるいはメイク、衣装について、持ち込んだからにはどれだけこだわっているのかを打ち合わせ時にしっかり共有してください。

相手に「あ、このポイント外すとヤバいんだな」と印象を持たせられれば成功です。

相手の中の優先順位を高く設定するのです。

 

写真に関しては

「自分たちが信用して依頼した人なので、失礼がないようにしてください」とまで言ってもらえれば上々です。

 

 

少なくとも、嫌がらせレベルの内容はこれで防ぐことができます。

ポイントは「大切だ」と伝えること

いかがでしょうか。

大切なのは、持ち込むものが、

「持ち込むくらいだからそれだけ気合入ってるんだよ。大切にして。」

と伝えることです。

これでグッとスムーズさが増すはずです。

結婚式は人間が運営しているものなので、意識をしっかり向けさせることが大切になってきます。

 

以上です。皆様の打ち合わせの助けになれば幸いです。

 

KOBATONE 小林嘉明

結婚式の打ち合わせ前に知っておくと混乱しにくい1ポイント

とにかく結婚式の商品名はわかりにくい!

結婚式の関連商品ってとにかく名前がわかりにくい物が多いのです。

ブランドイメージを確立する為だと思うのですが、

音楽用語やフランス語、イタリア語等から取った単語や造語が入混じっていて、

語感から商品が想像できない事が多いと感じます。

さらに言えば会社名やブランド名もわかりにくく、

商品名とブランド名がごっちゃになったりで打合せのときにとにかく混乱しやすい。

・・・と、そんなことを言っても商品名が変わるわけではないですよね。

今回は、そんな状況でもなるべく混乱しないために「結婚式の組織図」を理解しましょう。

全てはプランニング会社が仕切っている

あなたは結婚式場の見学に行く時、雑誌やサイトを見て行きますよね?

「〇〇レストラン」や「〇〇ガーデン」などの会場から見始めるはずです。

なので会場主体で考えがちになってしまうのですが、

実は会場が主体になっているわけではありません。

結婚式の組織図
結婚式の組織図

上記の図のようにプランニング会社という組織が中心になっていろんな業者をまとめているのです。

もちろん例外もありますが、現在の主流の形態がこのような形になっています。

そう、結婚式場で写真を撮ってくれているカメラマンは、別の会社の人の場合があるのです。

(最近は各業者の仕事をプランニング会社自体が行うような動きもあるので

一概にこの形態とも言えませんが、簡易的に考えるとこういう構造と思ってください)

結婚式は複合的なイベント

結婚式にはたくさんの専門分野の知識が必要になります。

花を飾るのも、写真を撮るのも、メイクをするのも、衣装選びも専門知識が必要です。

餅は餅屋といいますが、

つまり、1つの会社ではカバーしきれないのです。

そこで「提携」します。

一つのブランドイメージの下に

同じブランドとしてまるでひとつの組織のように団結する必要があります。

それをまとめているのがプランニング会社なのです。

ブランドイメージは名前から

ブランドイメージを揃えるには名前を合わせるのが一番早いです。

例えば「ゴリラウエディング」というプランニング会社があったとしましょう。

そしたら写真会社は「ゴリラフォト」

メイクさんは「ビューティーゴリラ」

など名前を揃えるのです。

つまり普段は別の会社名で活動しているわけですね。

掃除用具のダスキンが食品売るときはミスタードーナツと名乗るような感じですね。

ブランディング例
ブランディング例(ちょっと楽しくなってきた)

次に商品名を合わせます。

写真で言えば枚数などのボリュームで展開することが多いので、小・中・大の3展開にしましょう。

  • 小「リスザル」
  • 中「モンキー」
  • 大「ビッグフット」

みたいになるわけですね。

ブランドに合わせた商品展開
ブランドに合わせた商品展開

こんな展開をするわけです。

どうですか?すでにわからなくなってきてませんか?

例えばこの会社でプランナーさんと会話するとこんな説明になります。

あなた「写真ってどんなのがあるんですか?」

プランナー「ゴリラウエディングでは、あなたに合わせた写真プランを用意してますよ。リスザル、モンキー、ビッグフットから選んでいただけます。ゴリラフォトさんは写真上手いのでリスザルの時にはかわいらしく、モンキーの時にはフォーマルに、あ、ゴリラさんでは特にモンキーがオススメみたいです。ビッグフットはラグジュアリーでゴリラさんらしさも出てますよね」

あなた「????」

そう、名前が似すぎていて、ブランド名なのか商品名なのかわからない。

喋っている間にフォーマルだとかラグジュアリーだとか横文字も入ってくる。

初見で理解するのは難しい。

そしてプランナーさんだってエキスパートとは言え人間だ。説明能力に個人差もある。

何より伝える内容は膨大だし、複雑だ。

仮にくだけた説明をしたらわかりやすいかもしれない。

しかし、それはそれでブランドイメージを崩してしまうこともあり、板挟みなのだと思う。

だからせめて構造を理解しよう

見学会に行って、言葉だけでこの内容を聞いたらきっと理解できないと思うが、

最初に説明した組織図がわかっていたらどうだろう?

かなり理解は進むのではないだろうか。

少なくとも、まっさらの状態よりかなりわかりやすいはず。

覚えておいて損はないですよ。

と、いうことで、構造から理解するのは今後スムーズに話をすすめる上でも大切ですよ。

というお話でした。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

皆様の結婚式の助けになれば幸いです。

 

KOBATONE 小林嘉明